メイはこの共演を事前にほのめかしていた。プライベートジェットの上でブーンと撮った写真をSNSに投稿し、「伝説のパーム・スプリングスに向かう途中、誰と会ったと思う? 何かが起こるかも!?」とコメント。その後には“Boonechella”のポスターもシェアし、「この男のステージは世界を揺るがすぞ」とブーンを称賛した。
ここ数カ月、ブーンはフレディ・マーキュリーにインスパイアされたパフォーマンスを取り入れてきた。観客とのコール&レスポンスや、クイーンのフロントマンを思わせる観客との一体感の演出、さらには身体にぴったりとフィットした派手な衣装も含まれている(空色のグラミー衣装も話題となった)。
ブーンは本誌のインタビューでクイーンについて言及し、70年代を「本当にすごい音楽の時代」と語っていた。「Beautiful Things」は、彼のボーカルレンジをフレディ・マーキュリー的な領域へと押し上げる楽曲だとされ、「あの曲は中途半端な気持ちじゃ歌えないんだ」と本人も語っている。
他の伝説的シンガーたち──たとえばハリー・スタイルズやフレディ・マーキュリー、ジャスティン・ビーバー、ワン・ダイレクションなど──と比較されることについて、ブーンはこう語った。
「僕は、ハリー・スタイルズやフレディ・マーキュリー、ジャスティン・ビーバーやワン・ダイレクションと“同じ”になりたいわけじゃない。それって僕じゃないから。僕はベンソン・ブーンなんだ! 全く違う存在なんだよ」
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From Rolling Stone US.
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