1958 年にロカビリー三人男として爆発的なブームを起こし、同年、映画『結婚のすべて』で俳優デビュー。以来、ロカビリー歌手、俳優、タレント、音楽プロデューサー、レーサー、華道家、落語家、画家……。日本芸能史における万能の天才として名を馳せるミッキー・カーチス。

 今年86歳を迎えた、今が一番面白い彼の芝居と歌をフィルムに残すべく立ち上がった企画、短編映画『運命屋』が、ロケ地となった北海道名寄市での完成披露上映を終え、2024年11月2日(土)札幌・シアターキノにて先行公開、11月8日(金)よりシネスイッチ銀座他全国順次公開が決定した。

 本作は、元ミュージシャンの老人が、人の記憶と命を管理するという謎めいた「運命屋」の女性と出会い、人生最期の決断を前に起きる奇跡の瞬間を、名寄市の美しい風景の中で音楽と共に描く、切なくもあたたかい物語。

 ロサンゼルス日本映画祭でBEST SHORT+ AWARDを受賞するなど、ミッキー・カーチスという男が音楽と共に刻んだ人生を投影した物語が、世界各国で反響を呼んでいる。

 SUGIZOが手掛けるノスタルジックな劇伴と、細野晴臣が作曲したミッキー12年ぶりの新曲の一部が予告映像にて公開された。

【STORY】
 人の寿命は運命によって決められている。しかし、運命屋と呼ばれる者によってある取引が行われていた。「そのまま人生を全うするか、あるいは大切な人の思い出を消去する代わりに寿命を延ばすか」という運命の選択。様々な人間の決断と取引を重ねてきた運命屋の女性(広山詞葉)が出会ったのは、間もなく寿命を迎える元ミュージシャンの男(ミッキー・カーチス)。大切な人の思い出と、大切な歌で満たされた彼の人生。残された時間は7日間。果たして彼の選択する運命とは…?

ミッキー・カーチス 広山詞葉
伊原卓哉 菊地梨希 高平桃見 ニンジャ 竹江維子
甲本雅裕 ・ 橋爪功
脚本・監督:森田と純平
プロデューサー:広山詞葉
ラインプロデューサー:道上寿人
撮影監督:大川原諒
主題歌:「面影ノスタルジア」ミッキー・カーチス(作曲:細野晴臣 作詞:森田と純平/細野晴臣)
音楽:SUGIZO
2024年/日本/25分/カラー/シネスコ/ステレオ
©︎2024映画「運命屋」
映画公式サイト:https://www.unmei-ya.com/
公式X:https://x.com/unmeiya2024
Instagram:https://www.instagram.com/mcfilmproject

Write A Comment

Pin