女性監督の先駆者ディアーヌ・キュリス初監督作品『ペパーミントソーダ』47年の時を経て、4K修復版に生まれ変わり日本初公開!

『ア・マン・イン・ラブ』(’87)『年下のひと』(’99)『サガン-悲しみよこんにちは-』(’08)などコンスタントに作品を撮り続けているフランス映画界における女性監督の先駆者ディアーヌ・キュリスの未公開のままだったデビュー作『ペパーミントソーダ』がこの度、4K修復版となって12月13日、日本初公開。

公開に先立ち、この度日本版予告編が解禁された。

予告編は、リセの少女たちの何気ない日常をみずみずしいモザイクのように見せる本作にふさわしく、新学期を迎え久しぶりに再会した女生徒たちの朝で、幕を開ける。そして窮屈で退屈、でもキラキラしている少女たちの姿を、フレデリックとアンヌという姉妹を中心に鮮やかな色彩感覚を交えて描いた本作のエッセンスが凝縮されている。

両親が離婚し、厳しい母とパリのアパルトマンで暮らすアンヌとフレデリック。彼女たちの日常風景を時にコミカルに、時に切なく描いた脚本は、キュリス監督と共同で、のちに『つつましき詐欺師』(劇場未)で1996年カンヌ映画祭脚本賞を受賞したアラン・ル・アンリ。撮影は1992年の『リバー・ランズ・スルー・イット』でアカデミー撮影賞を受賞したフィリップ・ルースロ。1987年の『戦場の小さな天使たち』と1990年の『ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女』で2度オスカーにノミネートされている。近年では『ファンタスティック・ビースト』シリーズも担当。

音楽は来日公演も行ったことがある人気歌手兼作家のイヴ・シモン。フランス版ポスターを手掛けたのは、漫画家、イラストレーターとして知られるFloc’hによるもの。後にウディ・アレン作品などを手掛ける彼にとって、初の映画ポスターデザインである。2015年にはルイ・ヴィトンのトラベルブック エディンバラを発表し話題となった。

アンヌ役のエレオノール・クラーワインは本作品が映画デビュー作で後にアニー・ジラルド主演「Vas-y maman」(78・未)「La clé sur la porte」(78・未)やナタリー・ドロン主演「Le temps des vacances」(79・未)に出演。フレデリック役のオディール・ミシェルはブノワ・ジャコ監督イザベル・ユペール主演「Les ailes de la colombe」(81・未)に出演。「Vénus」(84・未)では主演を務めた。

■『ペパーミントソーダ』 4K修復版
■原題:Diabolo menthe ■英題:Peppermint Soda
■1977年/ フランス映画 / 上映時間 1 時間41分 / カラー
■監督:ディアーヌ・キュリス /主演:エレオノール・クラーワイン

『ペパーミントソーダ』は12月13日公開

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