山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務め、『ひまわりと子犬の7日間』『あの日のオルガン』を手掛け、『東京家族』『小さいおうち』など9作品で日本アカデミー賞脚本賞を受賞した平松恵美子監督が、自身の故郷、岡山県倉敷市を舞台に紡ぐ、映画『蔵のある街』が、7月25日(金)よりMOVIX倉敷にて先行公開、8月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開される。
昔ながらの街並みを残す岡山県倉敷市に住む高校生の蒼と祈一、紅子は小学校からの幼なじみ。ある日、紅子の兄で、自閉スペクトラム症のきょんくんが神社で騒ぎを起こす。きょんくんをなだめようと、蒼がとっさに口走った「約束」が、思いがけない波紋を呼び起こし…!
主人公・蒼を演じるのは、スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』で注目を浴び、映画・TVドラマ等で活躍目覚ましい山時聡真。同じく主人公の紅子には、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』にちどり役で出演、初々しくも確かな存在感を見せる中島瑠菜。倉敷出身のプロフィギュアスケーター・高橋大輔が本作で映画初出演を飾るほか、堀家一希、MEGUMI、前野朋哉ら倉敷・岡山出身者が本作のために集合し、林家正蔵、橋爪功らベテランが人情味あふれる演技で魅了する。
この特報は、紅子の兄で自閉スペクトラム症のきょんくんが、街の神社の大木に登って騒いでいるシーンから始まる。きょんくんを木から降ろそうと、とっさに「今度ここで打上花火を見せる」と約束する蒼。しかし街の大人たちからは「高校生のお遊びに付き合っていられない」と相手にされず、紅子からは出来もしない約束できょんくんを傷つけたと非難される。途方に暮れる蒼たちの前に、打上花火の計画に興味を示す学芸員の古城が現れて…。
涙と笑いと希望の物語。「綺麗なことは大切だよ」と語りかける古城(高橋大輔)の言葉にはっとさせられる、これからの展開に期待が高まる映像となっている。
出演:山時聡真 中島瑠菜
堀家一希 櫻井健人 田中壮太郎 陽月華 長尾卓磨 前野朋哉 ミズモトカナコ 北山雅康
高橋大輔 MEGUMI 林家正蔵 橋爪功
監督・脚本:平松恵美子
音楽:村松崇継
主題歌:手嶌葵「風につつまれて」(ビクターエンタテインメント)
企画・製作:つなぐ映画「蔵のある街」実行委員会
制作プロダクション:松竹撮影所
企画協力:倉敷市
配給・宣伝:マジックアワー
特別協賛:高砂熱学
(C) 2025 つなぐ映画「蔵のある街」実行委員会https://kuranoarumachi.com/
1 Comment
楽しみ〜〜❤
高校生はこういう時とても礼儀正しくなる👍
大人は静かに手助けするだけで良いのだ👍