映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年)で歴史を塗り替えた稀代の映像作家ポン・ジュノのアカデミー賞受賞後の初監督作品となる『ミッキー17』(3月28日公開)が、全世界に先駆けて2月28日に韓国で公開された。3月3日の祝日も含め、公開4日間で観客動員数が100万人を突破し、興行収入も13億円を突破する大ヒットスタートを記録した。
本作で、ロンドン、ベルリン、パリ、ソウルとワールドツアーを続けてきたポン・ジュノ監督が満を持して、約5年ぶりに来日しジャパンプレミアが開催されることが決定。さらに、来日に向けた、ポン・ジュノ監督からのスペシャルメッセージ映像が到着した。
映像は、「こんにちは 『ミッキー17』監督のポン・ジュノです」というあいさつで始まる。続いて、雪原で落下事故に見舞われたミッキーに、ひと癖ありげな友だちのティモが「死ぬってどんな気分だ」と声をかける本編シーンが紹介される。ポン・ジュノ監督が「ジャパンプレミアに参加することが決定しました」と続けると、2人のミッキーが現れて興奮するナーシャ(ナオミ・アッキー)の本編映像と共に、「日本の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございます」と結ばれる。ジャパンプレミアの参加募集キャンペーンがワーナー・ブラザース公式Xにて実施!開催日時と併せて告知されるので、詳しくはXをチェック!
この度、5年ぶりの来日を前に取材に応じたポン・ジュノ監督は、「日本でやりたいことはたくさんあります。日本食…、まずはとんこつラーメンが食べたいですね。また東京には小さいけれどユニークで素敵なジャズバー、実力のあるミュージシャンの生演奏が聴けるバーがたくさんがありますよね。何か所か行きたいところがあります」と、日本のソウルフード、ラーメンのこととお気に入りのスポットに出かけたいとコメント。
また「日本には阪本順治監督や李相日監督など親しい監督がたくさんいますので、日本の監督たちにもお会いしたいですね」と、映画監督と再会できることも楽しみにしている。
そして、日本のファンに向けて「最近はネットや配信の時代だと言われていますが、やはり映画は映画館で観てこそ。公開を指折り数えながら期待に胸を膨らませて映画館に行って、大勢の人たちと一緒に大きなスクリーンで映画を観ながら興奮、面白さ、感動を味わう、そのプロセスには根源的な力があると思います。今回、日本の観客の皆さんにも『ミッキー17』に期待していただきたいですし、ぜひ映画館に足を運んでご覧いただければ嬉しいです」と、映画館の大画面で鑑賞してこそ特別な体験が味わえる『ミッキー17』に期待してほしいと言葉を結んでいる。
■ストーリー
人生失敗だらけの男“ミッキー”が手に入れたのは、何度でも生まれ変われる夢の仕事、のはずが――⁉ それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった! ブラック企業のどん底で搾取されるミッキーの前にある日、手違いで自分のコピーが同時に現れ、事態は一変。使い捨てワーカー代表ミッキーの、予想を超える逆襲がはじまる!
監督・脚本:ポン・ジュノ 『パラサイト 半地下の家族』
出演:ロバート・パティンソン『TENET テネット』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、ナオミ・アッキー『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、スティーブン・ユアン『NOPE/ノープ』、トニ・コレット『ヘレディタリー/継承』(アカデミー賞Ⓡ助演女優賞ノミネート)、マーク・ラファロ『アベンジャーズ/エンドゲーム』
配給:ワーナー・ブラザース映画 オフィシャルサイト:mickey17.jp ハッシュタグ:#映画ミッキー17
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