小田急線で来春から小児運賃が一律50円となります。
 小田急電鉄は、今日8日、現在は大人運賃の半額程度としている小学生の小児運賃を、2022年春から、一律50円にすると発表しました。小田急小田原線、小田急江ノ島線、小田急多摩線の全線で実施されます。
 小田急の小児運賃は現在、ICカード使用時の初乗りが63円で、最も高い新宿―小田原間が445円となっていますが、一律化により、約9割の値下げとなります。
 小田急電鉄によると、小児運賃を大人の半額以下に一律見直しするのは、全国の鉄道会社で初の取り組みで、小田急への愛着を子どもに持ってもらい、将来も沿線に住み続けるよう促す狙いがあるということです。
 利用には、小児用のICカード乗車券「PASMO」が必要となります。
 今後は小学生の通学定期の値下げも検討する方針だということです。

【小田急電鉄 プレスリリース】
https://www.odakyu.jp/news/o5oaa10000020qp8-att/o5oaa10000020qpf.pdf

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  1. 追記 (2022年1月11日)
    小児運賃一律50円化は、2022年3月12日(土)より実施すると発表されました。