①野田聖子 少子化対策担当大臣に、卵子提供で子どもを授かった時の思いなどを伺いました。

不妊治療にパートナーはかけがえがなくて、男性が不妊治療に積極的な方が女性にはノンストレス。夫がついてくれないところがやっぱり一番のストレスなんだと思う。だから、不妊治療はパートナーが探した方が良いと思う(笑)

夫とであった時はもう私は48歳くらいで、乳児院に行って親に恵まれなかった子どもと出会ってその子を幸せにすることで自分たちも幸せになろうっていうのがうちの夫の誓いだった。

ところが、特別養子縁組でやっていこうという計画を立てて実際に乳児院を回ったらもう当時はお断りだった。共働きはダメと言われた。もう1つは私がおばさんだからダメだと言われた。

むしろ年齢的には無理じゃないかと思われた卵子提供の方が高齢の私たちにヒットした。

自分は健康診断に合格して、ありがたいことにアメリカでそういう(卵子提供してくれる)女性と出会って卵子をいただいた。

日本に帰ってからは、妊娠を維持させるために自分で注射を打つ日々だった。その注射が痛かった。打つ時間が決まっているので、飛行機や新幹線のトイレの中とかでコットンでお尻拭いてプスッと刺して「あー、いたたた」とか言いながら席に戻る。そんなのをずっとやってた。

②シングル女性などが子どもを持ちたい場合の支援など、子どもの授かり方の多様性についてのお考えは?

体外受精というやり方はある意味で万能だが、本来想定していない親子関係をたくさん作ってしまう。良い方向に進めばすごいハッピーだが、きちっと制度がついていかないと生まれてきた子どもがつらい思いをする。今まさに精子提供で出自をする権利ということが起きている。そこはちゃんと法律で責任を取る形で民法の特例を定めた。

科学的には卵子凍結とかあるけどこれは絶対ではなくて、例えばアメリカの女性たちはとりあえず卵子凍結しておいてそれを使わないようにして、それまでにパートナーをゲットしようと考えている。だけど日本の場合はどちらかというと、卵子凍結があるからいいやとなってしまうんじゃないかなという懸念はある。

少子化の原因は男性も女性も晩婚化と非婚化。どんなに科学技術が進歩しても女性が妊娠する期間はだいたい10代後半から30代前半で変わってない。

不妊治療はあるけれども推奨するものではない。だって病気っていうことでしょう。できないことをできるようにするためのガイドでしかないが、本来できることをできるように導いていくのが自分への思いやり。

そんな私は、本来ならば不妊治療をどんどん応援する立場だけど、不妊治療を受けないことが一番の不妊治療。女性が身を守る知識を身につけること。若い時からそれをぜひしてもらいたい。

#不妊治療 #野田聖子 #卵子提供

この動画は、エフエム西東京で放送した「妊活ラジオ」の内容をビデオアーカイブとして配信しています。

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