台風11号2022( 令和4年 )ヒンナムノー【 Hinnamnor 】9月3日の最新情報です。

日本の気象庁はもとより、WindyのECMWF、GFS、DWD、米軍JTWCなど世界各国の気象機関の進路予想を徹底比較しましたが、どこもほぼ一致した予報となっています。

当初は日本列島の九州地方へ上陸する進路予想でしたが、より北寄りのルートに変わり6日ごろに韓国の釜山( プサン )に上陸する可能性が強まりました。

とはいえ、「 藤原の効果 」が発動して近くにあった熱帯低気圧を取り込み大型化した上に、強い勢力を維持したままの状態で九州地方の北側の対馬海峡を通過して日本海側に抜けていく進路予想なので、油断は出来ません。

太平洋高気圧の張り出しが弱まったため、いよいよ本日3日から東シナ海に向かって北上を始める台風11号ですが、「 非常に強い 」勢力に発達しながら移動するので、通過する予報が出されている宮古島や石垣島のある先島諸島にお住まいの方々は十分に注意なさって下さい。

勢力が衰えることなく台風11号が成長発達する原因のひとつが、日本のすぐ南の海域の高い海面水温にあります。

非常に広い海域でマックス30℃の高い海面水温を維持し続けているため、台風のエサである水蒸気が海上に大量に放出されていて、そこに11号が1日から停滞していたからです。

台風11号が通過する石垣島や宮古島のある先島諸島および、最接近する沖縄県をふくむ南西諸島ならびに九州、四国、中国地方にお住まいの方々は今後の最新情報を、こまめにチェックされることをオススメします。

さらにTropical Tidbits( GFS台風気象予測モデル )では、台風12号ムイファー【 Muifa 】のタマゴらしき熱帯低気圧の等圧線がフィリピン海で発生し、成長発達しながら9月の15日ごろに関東地方に最接近する予報が出されています。

「 予報業務許可事業者の免許がない状態で台風関連や天気予報の情報発信をすると違法行為で法律違反になるのか?」について。 ⇒ https://typhoon-japan.info/blog/weather-forecaster/

【 動画内で引用させて頂いた参考サイトと情報ソースへのリンク一覧 】

Windy-Premium( 風/気圧/衛星画像 )⇒ https://www.windy.com/?gfs,2022090604,30.084,125.989,5,i:pressure

米軍合同台風警報センターJTWC( Joint Typhoon Warning Center )衛星画像 ⇒ https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

ヨーロッパ中期予報センターECMWF( European Centre for Medium-Range Weather Forecasts/オールドチャートカタログ ) 850hPaでの平均海面気圧と風速/東アジア【 日本 】地域 ⇒ https://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue/medium-mslp-wind850?facets=undefined&time=2022083100,150,2022090606&projection=classical_eastern_asia

Tropical Tidbits( GFS台風気象予測モデル )西太平洋地域 ⇒ https://www.tropicaltidbits.com/analysis/models/?model=gfs&region=wpac&pkg=mslp_pcpn&runtime=2022090212&fh=372

気象庁公式ホームページ「 台風第11号(ヒンナムノー)/台風経路図 」⇒ https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/39.3/135.176/&elem=root&typhoon=TC2213&contents=typhoon を、「 台風速報! 」のYouTubeチャンネル運営者が加工して作成。

台風予報の技術/気象庁予報部 ⇒ https://www.jma.go.jp/jma/kishou/minkan/koushu/taifu_yoho_gijutsu.pdf

気象庁の天気図( 実況・予想 )気圧配置 ⇒ https://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

気象庁の気象衛星ひまわり赤外画像 ⇒ https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/20.715/123.267/&elem=ir&contents=himawari

国土交通省/気象庁「 台風の大きさと強さ 」⇒ https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-3.html

気象庁の日別海面水温実況・予想図 ⇒ https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaikyou/kaikyou/tile/jp/index_sstfct.html#zoom:4/lat:36.442570/lon:139.990754/mapheight:600/colordepth:deep/element:sstf

統合マルチエージェンシー( Multi-Agency TC Forecast )多機関熱帯低気圧予報( 西北太平洋および南シナ海 )⇒ https://www.typhoon2000.ph/multi/?name=HINNAMNOR

Wikipedea「 台風の内部構造を示した図Eye:目、Eyewall:目の壁、Rain Bands:降雨帯 」⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Hurricane_structure_graphic.jpg

声フォントスタジオ ⇒ Voiced by https://CoeFont.studio

風の音2【 効果音ラボ 】⇒ https://soundeffect-lab.info/sound/environment/

#2022 #台風12号 #台風11号

20 Comments

  1. こんばんは。
    台風11号は先島諸島通過後に北上し中国の沿岸を進んだのち韓国に大きな影響がありそうですね。
    引き続き台風11号の動向は注視です。

  2. 動画内で紹介されている通りECMWFとGFSは週後半以降に熱帯擾乱の発生を示唆しています。
    GSM(日本気象庁の全球モデル)は12(月)~14(水)に日本への発達、接近を予測しています。
    他にもCMCは11(日)・12(月)に発達、上陸をNAVGEMは発生を予測しています。
    週間予報支援図(気象庁が毎日発表する週間天気予報の根拠を理解する補助資料、地球気から閲覧可能)には熱帯擾乱が発生する可能性があると記載されています。
    週後半以降、何かしらの熱帯擾乱が発生する可能性を考えておこうと思います。

  3. 釜山上陸ならその直前は北部九州に暴風雨ということか…もう少し西に行ってほしいね。

  4. 台風は、上陸間際に、進路を変更してくることもある。予想は、予想として、日本上陸、または横断も、
    充分にあり得るとするのが、妥当。
    右カーブは、珍しいことではない。

  5. こんばんわ!
    お久しぶりです!
    今年も台風速報の時期になりましたね?
    今年も宜しくお願いします!
    宮崎県は台風がまだ近づいて無いですが朝から風は無いですが強い雨が降ったり止んだりの繰り返しです!
    今の所は西の方を通る予想なので大きい影響は無いかと思いますが?少しでも東に寄ると影響が違ってきますよね?

  6. 他人の不幸を喜ぶ愚民に天罰が下りそう。
    台風さんもっと左側を進みなさい。

  7. あの国がどうなろうが知ったことではないが、そこには我が国の対馬がある。
    離島の被害は掌握が難しく、救援も送り辛い。
    何事も無いことを祈っております。

  8. こまかいクレームごめん。
    台風の位置や移動。「ここをこの向きににですね・・・」とか説明していただくとき、指や矢印を時計回り(右回り)で指示なさるより微妙になんですが、反時計回り(左回り)に指示いただいたほうが「自然」な感じがするのですが、どうでしょうか、ご検討下さい。

  9. 祝‼️ 韓⭕上陸🇰🇷😂
    あと少し西に行ってバラバラにならないかな‼️
    対馬がかなり心配です。

  10. 韓国方面の台風進路を見て仕返しなのかもしれないが喜んでる人はみんな国関係なく同類なんだよ。
    そういうコメがあるのがショック😵

  11. いつもありがとうございます
    以前の情報より若干中心気圧が上がったような?(気のせいかな…)
    対馬が南風側なので心配です
    ずっと家の補修をしてますがキリがありません😭
    もう避難した方がいいかなぁと思っております😭
    注視して行きます!

  12. 連日更新ありがとうございます*ˊᵕˋ*
    とてもありがたいです✩.*˚
    当初より西の方へ行ってくれるようで安堵しております!!
    がしかし、12号のたまごがとっても気になりますね(>_<)
    千葉県に接近するなら、これから茨城福島にも接近する可能性ありますよね!?!?(т-т)
    高気圧バリアのガッチャンコがどこにも行きませんように(。>人<)

  13. 台風🌀11号は東シナ海を北上してその後進路を北北東ヘとり済州島を通過して韓国の釜山あたりを通過した後日本🗾海に抜けてサハリンからオホーツク海ヘ進む様ですね。台風🌀が勢力を再び強めるのは東シナ海の海水温が30℃ある為ですね。又台風🌀が北上するのは高気圧ブロックが崩れ高気圧が東と西に割れる為ですね。その間の気圧の谷を台風🌀が北上してきますね。そして台風🌀が南の海上では大きさが小型で猛暑な台風🌀でしたが北上するにつれて寒気が台風🌀ヘ入り勢力が弱まり逆に大型の台風🌀ヘなりましたね。朝鮮海峡を通過する時は勢力がやや弱まり大型で強い台風🌀ヘ変わると九州北部への影響も危険半円でも猛烈な暴風まではならなくてすむかもしれませんね。その後台風🌀はサハリンからオホーツク海ヘ向かい温帯低気圧に変わりますね。しかし北海道の人は温帯低気圧に変わっても強風域が広がるので油断は出来ませんね。まだまだこれから台風🌀シーズン真っ只中ですね。気は抜けません。

  14. 私達日本人は、理性も品性も持ち合わせているので「韓国の皆さん、台風でお祝いします」何てことは絶対に言いません。