ハリウッドスター、ジョニー・デップが10年前から構想を練ってきたという最新作で描くのは、戦後日本が生んだ最悪の「社会問題」です。なぜ今、そこに光を当てたのか。独占インタビューで聞きました。
(聞き手は森川夕貴アナウンサー)
森川:お待たせしてすみません
J.デップ:こちらこそ待たせてすみません
『ジャック・スパロウ』でお馴染み、ヒーローからクセのある役どころまで幅広くこなす、ハリウッドの人気俳優ジョニー・デップ。彼が、インタビューに答えた理由、それは・・・
J.デップ:「水俣病」の患者は悲劇を経験し、後遺症に苦しんだ。その現実を知った私は“伝える責任”があると感じたんです
水俣病は1950年ごろ、化学工業会社チッソが「メチル水銀」を海に流し、その海の魚を住民が食べることで広がりました。脳神経を破壊される等、重い障害をもたらす公害病です。
ジョニー・デップは、そんな水俣病をテーマに、映画を作ったのです。
森川:水俣病の映画を製作するに至った経緯は?
J.デップ:水俣病を知ったのは(写真家)ユージン・スミスについて調べていた時でした。彼が撮った水俣病患者の痛々しさにとてもショックを受けたんです。赤ちゃんや子どもたちに、こんなにも影響をもたらすものなのかと。
ジョニー・デップが演じるのは、社会問題を撮り続けた世界的写真家・ユージン・スミス氏。水俣病に出会い、患者たちの戦いを記録した3年間を実話をもとに描いています。
▽悲劇は終わっていない
患者の多くが、今も重い症状に悩まされています。2歳で発症し、24時間の介護を受けている女性。彼女を撮影する当時の映像が残されています。世界的名声を得たユージン氏が撮り続けたのは、苦しめられてきた水俣の人々の日常でした。罪もない幼き患者たちを見つめながら、葛藤するユージン氏の肉声も記録されています。
(ユージン氏の音声)
「実子ちゃん、君は一生、恋を知ることはないだろう」
「これまで私は何枚もの写真を撮ってきたが、君ほど私の心をかき乱した人間はいない」
「実子ちゃんにカメラを向けるのは、何か大きな過ちではないかと怖くなるよ。愛おしいよ」
写真集「水俣」は世界に衝撃を与えました。しかし、ユージン氏は取材中に企業関係者から受けた暴力などが原因で1978年にこの世を去り、「水俣」が遺作となったのです。
今月(5月)は水俣病が公式に認定されてから65年。患者らは今も認定や補償を求め裁判で戦っています。
森川:この映画を「今」伝えたい理由は?
J.デップ:今世界に広がっているパンデミックは悲惨な状況になっていますが、水俣も同じぐらい悲惨で、長年にわたり汚染され人の命も奪われてきました。水俣の問題は一度きりの問題ではないと気付きました。
今(コロナで)多くの人が被害を受けたりたくさんの命が失われる中、医療関係者の方々はギリギリの状況で命を救おうと必死です。中には他人の命を救おうと自らの命を犠牲にする人さえいます。「自分さえよければ、私が、私が」という考え方はよくあることで、今に始まったことではありません。こんな今だからこそ私たちの欲望や願望などをもう一度考え直すべき時期ではないでしょうか。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
33 Comments
いつも配信ありがとうございます!
聖書の「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。人々が眠っている間に敵がきて、麦の中に毒麦をまいて立ち去った。芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。」
を想起しました。
1959年10月、水俣病発見者細川一院長は、院内猫実験により、アセトアルデヒド酢酸製造工場排水を投与した猫が水俣病を発症していることを確認。しかし、工場の責任者は実験結果を公表することを禁じた。
1962年8月、当時東京大学工学部大学院生であった宇井純が、写真家の桑原史成と共に新日窒附属病院を訪ねた際、猫の実験に関するノートを発見。後日、細川一医師(愛媛県三瓶町に帰郷していた)を訪ね確約のうえ、1963年3月と10月の『技術史研究』誌上にて、富田八郎(とんだやろう)の筆名で「水俣病(1),(2)」を発表した。
この辺も映画にすると面白そう
日本の恥部を見つけて世界中に今知らせる必要ある?!
長崎と広島を人間モルモットにしたアメリカを映画にしたら?!
お金儲けに結びつけられるセンセーショナルな実話見つけて、デップが作る映画ならひっとして、巨額の借金返済も進むでしょうね。
福島の時も寄付無し、シーツに寄せ書きのサインありがとう。
本当は日本人なんか好きじゃ無いんでしょうね、でも金になるし、お人好しでジョニーデップが出てる映画なら有難がって観に来るの知ってるもんね。
舐められたもんだよ。
ジョニーデップは、ヤンキーのイメージがあり、不良少年のままだな、と思ったけど、大人になりましたね。
生まれる前のことだし、地域も違うので詳細は知らないけど、今も訴訟おこしてるようなので
真実を知る為にも公開が楽しみです。
正しい真実だけを描いた内容である事を願いたいところです。
kate in a ib our yoku
もう少し観たかったな。
多くの人が歓迎のコメントを残していますが、私個人としては、何故?としか思いません。
日本人が日本人の立場で作製するのが良いと思ってます。
世界的に影響力のある方が、半世紀も前のこの件を?
市側がデップの制作意図がわからないと拒否してるとか 両手で協力してると思ったが難しいな
映画だと、どうしても創作の部分が入るので、ある方向に事実を歪めていないことを期待します。
日本人が知らない事もまだまだ
あると思う。
歴史の勉強と思って、観たいな
…
絶対キムタクってジョニデに憧れてるよなw
これをみて、自分も何か行動を起こさなくては。と思った。
ジョニーデップもさることながらユージンスミス、ええ人やな、、、
反日のくせによく作れるな
武漢ウイルスは世界中で多くの死亡者を出しました。化学物質ではありませんが、中国と武漢を徹底的に調べることは、水俣病の教訓ではないでしょうか。
原発事故、水俣病の発生に似てないか?発生した問題に、国も企業も無力。利益の為の犠牲、デカ過ぎる。
この映画、学校などで鑑賞出来るよう国で勧めてほしい。まぁ元々認めない国だったが、日本で映画作れない理由でしょうね。今でも運動は進められているが、この真実を多くの人に観てもらいたい。映画ファンとして今年50本目の劇場映画鑑賞として、この映画を観に行きます。
友人が昔チッソ市原工場で働いてた
水俣の首相発言のところがエンドロールのところで書かれたけど、時期的にまさかと思ったらやっぱり前首相
原発の件の前電源喪失の質問しかり就任したての頃からこれとかほんとロクでもないね
写真家、心ある題材選びましたね。廃止になってしまったDays japan を思い出します。世界視点で見ても非常にクオリティ高い雑誌で毎月楽しみにしてました。政府や企業の汚さを暴露しまくってたんで廃止に追い詰められたように思います。
このタイミングだからこそ伝える意味と必要性を物凄く感じる。
そもそも知らない病だったから、今知れて、何か救いを与える責任を感じる。
見てきました。ミケランジェロのピエタの構図を借りた哀しくも美しい写真でした。今このユージンの実子ちゃんIlove youは、アメリカ生まれの娘がはじめて喋った三字語 i love you と同じひびきでした
🌏自然とともに生きていくあなたへ🌏手を差し伸べる水俣病の患者さんの声を聞く耳を澄ませることが思いやる想像力と知恵を使って、支え合う豊かなコミュニティを国のすみずみに作っていくゆくことが、ひとり一人に寄り添っていく命と暮らしを守るこれからの社会だと思います。そんな大人たちの姿はきっと、子供たちの胸に未来への希望を灯すでしょう。🌏大変なコロナ禍だからこそわれわれ市民が常に心にとどめておかないといけないのは、決して忘れないということ。そして黙らないということだ。それ以外に社会人としての使命は果たせない。🌏水俣病の患者さんの発信力と共に誰もが誰かに助けられて生きていていることに気づかせる共同体の存在を水俣病の患者さんの精神を世界中に広げてゆく。どうか皆さん水俣病の患者さんの命の叫びとともに一緒に頑張りましょう🌏自然とともにいまを生きる。あなたへ🌏
🌏自然とともに生きていくあなたへ🌏手を差し伸べる水俣病の患者さんの声を聞く耳を澄ませることが思いやる想像力と知恵を使って、支え合う豊かなコミュニティを国のすみずみに作っていくゆくことが、ひとり一人に寄り添っていく命と暮らしを守るこれからの社会だと思います。そんな大人たちの姿はきっと、子供たちの胸に未来への希望を灯すでしょう。🌏大変なコロナ禍だからこそわれわれ市民が常に心にとどめておかないといけないのは、決して忘れないということ。そして黙らないということだ。それ以外に社会人としての使命は果たせない。🌏水俣病の患者さんの発信力と共に誰もが誰かに助けられて生きていていることに気づかせる共同体の存在を水俣病の患者さんの精神を世界中に広げてゆく。どうか皆さん水俣病の患者さんの命の叫びとともに一緒に頑張りましょう🌏自然とともにいまを生きる。あなたへ🌏🌏生きてる生ていく水俣病の患者さんとともにほんものの自然を残す事が嘘偽りのない自然の力が生きる力です。🌏ほんものとは、自然を壊さず地球を汚さないでつくったもの。自分の良心に訴えて恥ずかしくないもの。人をだまさんもののことである。自然は私達ひとり一人を見ています。私達ひとり一人の生命も自然です。🌏
TVさん。水俣の被害は訴えるが未だに玉ねぎも太刀魚も産地は隠します。
タイトルに水俣市の固有名詞を用い、チッソの正式名称とロゴマークを使用していながら、廃液の放流、金の入った封筒、放火、附属病院、怪我などの虚偽の場面を次々と登場させ、事実に反して日本企業・個人の信用を一方的に毀損している疑いがあり、歴史を改ざんしています。浴槽シーンの亡くなった娘と母親の私権も侵害しています。両親は娘の映画への登場を望みませんでした(朝日)。詳しくは「入口紀男の自由塾 」で検索してください。「映画『MINAMATA』を観て」と題して私の MGM社への書簡なども公開しています。
🌏報道の自由とともに生きていくあなたへ🌏手を差し伸べる弱者と当事者の声を聞く耳を澄ませることが思いやる想像力と知恵を使って、支え合う豊かなコミュニティを国のすみずみに作っていくゆくことが、ひとり一人に寄り添っていく命と暮らしを守るこれからの社会だと思います。そんな大人たちの姿はきっと、子供たちの胸に未来への希望を灯すでしょう。🌏大変なコロナ禍だからこそわれわれ市民が常に心にとどめておかないといけないのは、決して忘れないということ。そして黙らないということだ。それ以外に社会人としての使命は果たせない。🌏いつの時代とともに心を強くする弱者と当事者の発信力と共に誰もが誰かに助けられて生きていていることに気づかせる共同体の存在を弱者と当事者の精神を世界中に広げてゆく。どうか皆さん弱者と当事者の歓声とともに一緒に頑張りましょう🌏報道の自由とともにいまを生きる。あなたへ🌏
🌏不知火海とともに世界平和への道あり🌏心を強くするいつの時代とともに生まれ来る子どもたちのために捧げる忘れない黙らない石牟礼道子さんにありがとう🌍生まれ変わる世界とともに人を愛する心を忘れずに生きていく あなたへ🌎手を差し伸べる不知火海の母の石牟礼道子さんの思いとともにひとり一人の水俣病患者さんの声を聞く耳を澄ませることが思いやる想像力と知恵を使って、支え合う豊かなコミュニティを国のすみずみに作っていくゆくことが、ひとり一人に寄り添っていく命と暮らしを守るこれからのほんものの社会だと思います。そんな大人たちの姿はきっと、子供たちの胸に未来への希望を灯すでしょう。🌏生まれ来る子どもたちとともに人を愛する心を忘れずに生きていく不知火海の母の石牟礼道子さんの思いとともにひとり一人の水俣病患者さんの発信力と共に誰もが誰かに助けられて生きていていることに気づかせる共同体の存在をひとり一人の精神を世界中に広げてゆく。どうか皆さん水俣病患者さんの命の叫びの歓声とともに一緒に頑張りましょう🌎生まれ変わる世界とともに人を愛する心を忘れずにいまを生きる。あなたへ🌍心を強くするいつの時代でも世界中の生まれ来る子どもたちのために捧げる忘れない黙らない不知火海の母の石牟礼道子さんにありがとう🌎不知火海とともに世界平和への道あり🌏🌍🌎
素晴らしい映画ですね。ありがとうございます。😄
私のアメブロに掲載させていただきます。
「国民に寄り添う」が、キャッチフレーズなのに結婚してから30年近くも経つのに一度も慰問に行かないんだよね~
何でだろう?水の専門家なのに…
普通日本の事は日本人が伝えるべきなのに
ジョニーはマジの聖人