映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』などで知られる原恵一監督最新作『バースデー・ワンダーランド』。女優・松岡茉優が声優をつとめることも発表されているこのアニメ映画で、新たに杏、市村正親、麻生久美子らが声優をつとめることが発表され、予告編も解禁となった。

原作は、柏葉幸子の累計発行部数50万部突破した児童書「地下室からのふしぎな旅」。主人公で自分に自信がもてないアカネは、誕生日の前日に、骨董屋の地下の扉から現れた謎の紳士ヒポクラテスと、その弟子ピポから「私たちの世界を救って欲しいのです!」と頼まれ、無理矢理ワンダーランドの救世主にされてしまうところから物語は展開する。

主人公アカネ役の声を松岡が演じることが発表されているが、新たにアカネと一緒に冒険に出るチィ役の声を杏、アカネをワンダーランドの冒険に巻き込むヒポクラテス役の声を市村正親、謎めいたアカネの母親ミドリ役を原監督作品の常連で声優としても高評価を得る麻生久美子が演じることが発表された。ほかに、ヒポクラテスの弟子で身長15cmの小人ピポ役を人気声優の東山奈央、ワンダーランドから色を奪うザン・グ役を『クレヨンしんちゃん』シリーズの野原ひろしなどの声を長年演じていた藤原啓治、ザン・グの相棒ドロポ役を、同じく『クレヨンしんちゃん』シリーズでしんのすけを演じてきた矢島晶子がつとめる。

解禁となった予告編は、誕生日の前日にアカネがチィの骨董屋へと向かうと、そこで謎の男ヒポクラテスと出会い、チィと一緒にワンダーランドへと連れて行かれるシーンから幕開け。そこは、見たことない不思議な動物や景色とカラフルな幸せ色に溢れる場所で、アカネはここでヒポクラテスの弟で身長15cmの小人ピポに「この世界を救ってほしいのです」と頼まれ、ヒポクラテスからも「あんたに課せられた宿命なのだ」と言われてしまう。

そんなアカネがこのワンダーランドで目にしたのは、大きなピンクの鳥や毛量がすごいまん丸のモフモフの羊、どうやって住めばいいかもわからない崖の上に浮いている斜めの家に巨大な驚き顔の金魚や鯉といった幸せな色に満ちた、見たこともない不思議な世界。だが、アカネは、この世界から、どんどん色が失われていることを知る。期待の新人シンガーソングライター・milet(ミレイ) による挿入歌・イメージソング「Wonderland」も初解禁となっている。

チィの声を演じた杏は「原監督作品へは2作目となりますが、もう1度お声がけいただけた、と言うことは何より嬉しいですし、私が声優をつとめたチィというキャラクターは、あてがきしてくださったと聞き、とても光栄です。アカネといっしょに冒険に出ることになる叔母のチィは、親より近くないけれど、他人ではないという距離感です。童心を失わず、好奇心を持ち続けるキャラクターなので見習いたいと思いましたし、今後アカネが人生を歩んでいく上で、大切な存在になっていくのかなと思いました。私もこんな叔母さんが近くにいたら楽しいだろうなと思いました。私がワンダーランドに連れ出されたら…異世界に憧れはありますが、一人で放り込まれるのは心細いですね(笑)。ですので、アカネとチィのふたりの冒険にはワクワクし、うらやましかったです」とのコメントを寄せている。

『バースデー・ワンダーランド』は4月26日より全国公開となる。

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5 Comments

  1. ファンタジーかぁ…クゥ見たいのがまた見たいのに…どうなんだろ

  2. 奈央ちゃんいい声だなぁ

    『どんどん、色が失われているんです』
    アニメ感出てるわぁ

    主人公声優さんにしてー!