●過去の映画レビューの目次はこちら
http://nanaoyoshi.seesaa.net/article/483792391.html

●七尾与史の新刊紹介
『ドS刑事/二度あることは三度ある殺人事件』(文庫化!)
https://amzn.to/3Ctkw5z
『イーヴィル・デッド/駄菓子屋ファウストの悪魔』
https://amzn.to/3FtJjGI
『無邪気な神々の無慈悲なたわむれ』
https://amzn.to/3G9PgYG
『全裸刑事チャーリー』(宝島社)

『偶然屋2 闇に揺れるツインテール』(小学館文庫)
https://amzn.to/3CGIqss

●オススメ動画
100本ホラー映画レビュー https://youtu.be/dqqyI-x-oFU

●内容紹介(映画.comより引用)
木村拓哉と綾瀬はるかの共演で織田信長と正室・濃姫の知られざる物語を描く、東映70周年を記念して製作された歴史大作。

格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれる尾張の織田信長は、敵対する隣国・美濃の濃姫と政略結婚する。信長は嫁いで来た濃姫を尊大な態度で迎え、勝ち気な濃姫も臆さぬ物言いで信長に対抗。最悪な出会いを果たした2人は、互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態にあった。そんなある日、尾張に今川義元の大軍が攻め込んでくる。圧倒的な戦力差に絶望しそうになる信長だったが、濃姫の言葉に励まされ、2人は共に戦術を練って奇跡的な勝利を収める。いつしか強い絆で結ばれるようになった信長と濃姫は、天下統一へと向かって共に歩み出す。

映画「るろうに剣心」シリーズの大友啓史が監督を務め、「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が脚本を手がけた。

2023年製作/168分/PG12/日本
配給:東映

●サブチャンネル(印税生活ch)始めました
https://www.youtube.com/channel/UCHBlC-l1hsURJrlzlJLSbCg


↑フォロー自由にしてやってください

nanao_yoshi@nifty.com
↑お仕事のブッキングのご連絡はこちらへ

●チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCQ7Lz8dhAvlH6_TvpYAc4Tg?sub_confirmation=1

●映画評価額

大人映画館料金1800円を基準にいくらまでなら出していいかで評価します。

1800円 金字塔(そのジャンルの最高峰レベル)
1700円 神作(数年に1度やってくる大当たり)
1600円 名作(その年のナンバーワンレベル)
1500円 傑作(その年のベスト5以内レベル)
1400円 優秀作(その月のナンバーワンレベル)
1300円 秀作(金を払っても損なし)
1200円 良作(オススメできる最低ライン)
1100円 佳作(そこそこ面白い)
1000円 及第作(映画館正規料金を払って許せる及第ライン)
 900円 力作(惜しい! 映画の日の1000円なら許せる)
 800円 凡作(DVD新作料金なら許せる)
 700円 拙作(DVD準新作料金なら、まあ)
 600円 愚作(DVD旧作料金でなんとか)
 500円 駄作(金返せ!ライン)
 400円 下作(絶望・茫然自失)
 300円 ゴミ(鑑賞中断・殺意が芽生えるレベル)
 200円 クズ(発狂)
 100円 ゲロ(もうね、作品が嫌いというよりこいつを作っているヤツらが嫌い)
90円以下 Z級(もはや伝説。狙って出せる評価ではない。大半の人は理解できないが熱狂的ファンがつく。まさに逆金字塔!)

●PCで視聴してる方へ
画面右下にある歯車マークをクリックして
「1080p」以上を選ぶときれいな画像で
視聴することができますよ~

50代男性、小説家(ミステリ)です。また歯科医師でもあります。このチャンネルでは映画やドラマ、ゲームなどのレビューをメインにお届けしています。

#レジェンド&バタフライ #THE LEGEND&BUTTERFLY #映画感想 #映画ランキング

29 Comments

  1. 上映時間168分、
    インターミッション(休憩)無し
    では長過ぎるような気がするのは自分だけかな

  2. 信長と正室の帰蝶さんとのベタな純愛を見たいとの需要がどこにあるのか。TVドラマから映画化する「ミステリと言う勿れ」「コンフィデンスマンJP」も恋愛要素はほぼ無しのストーリーが人気と考えると50億円ぐらいのヒットを狙うには恋愛要素は抑えめで他の要素が大きい方が今のトレンドだと思います。アラフィフのキムタクと30代後半の綾瀬はるかの純愛ドラマの需要はどこにあるのかが疑問です。
     この内容でOKを出した編集者か制作決定者は高齢の方なのか、脚本をチェックする側も高齢化や人材不足があるのかなと思いました。20億円の製作費で作るなら、今の需要が分かっている現役のジャンプ編集者や元ジャンプ編集者などにチェックしてもらった方がコケないと思いました。
     
     大ヒットアニメ映画はジャンプ原作が多いですが、ジャンプは若手もベテラン作者に編集者がついて共同作業をして、連載する場合も企画会議で通らないとダメだし、連載後は毎週の読者投稿を参考にして、人気がないなら連載終了とその時代の需要を取り入れているので映画化になってもヒットすると思います。ストーリーや設定を作者や脚本家など一人に任せずに集団体制で取り組んでいるジャンプは敵なしだと思いました。

  3. 木村拓哉&綾瀬はるか+信長&濃姫

    (ネタバレあり)

    これは、歴史もの・時代劇というより木村拓哉 and/or 綾瀬はるかのファンのための一種のアイドル映画のようなものですね(汗)この点を外して難癖をつけるならば、それは野暮というもの(汗汗)

    上映時間2時間46分。途中でもっとダレルかと心配でしたが、最後までそこそこテンポ良い流れでした。エピソードと登場人物を絞ったのが功を奏したと思います。

    実際に刃を交えるシーンも、京の街外れでの立ち回り・比叡山焼き討ち・本能寺ぐらいで、桶狭間・金ケ崎・長篠は戦いの後の模写に留めています。また、登場する武将も信長の部下の諸将を除けば、斎藤道三と徳川家康のみ。

    その結果、物語りの本筋である、信長&濃姫のエピソードにフォーカスできていますね。

    そして・・・

    なにより、綾瀬はるかの濃姫が素敵でした(微笑)

    個人的には、キムタクを完全に食っていましたね。表情の変化は少ないものの、端正な顔立ちの強い眼差しと上から目線の言葉遣いのコンビネーションが実にハマっていました。

    もちろん、身体能力で魅せるアクションも楽しませてくれます。(演技でなく)マジで取っ組み合いや喧嘩をしても、キムタクはボコボコにやられるのでは?と思わせる説得力があります(汗)

    また、この脚本では、信長はキムタクでなくても出来ると思いますが(もちろん、テイストは変わります)、濃姫は綾瀬はるか以外の女優さんが思い浮かびません(汗)

    P.S.:

    ツッコミどころ・・・

    >脚本:古沢良太

    「どうする家康」に似た「どうする信長」のテイストがありありと・・・(汗)

    信長は家康より8歳年上。しかし、家康の方が年上に見える(汗)

    CGでは、なぜか(狩りのシーンの)牡鹿だけがダサイ(汗)ニホンジカに見えません。(ちなみに、エンドロールでCG関係はほとんど横文字、海外チームですね。経費節約(手抜き?)で既存のアカジカなどのプログラムを流用したのかな?)

    コンペイトウの入れ物が試験管のようなガラス(ギヤマン)。入れ物の方が中身より何百倍も高価なはず(汗)

    東屋で、病気でやつれたと言って濃姫が顔を見せたがらないシーンですが、全然問題なしの端正なお顔(汗)(天然痘やおたふく風邪かな?と心配してしまいました(汗))

    女性の京風の化粧が変。正式には「眉毛を剃り落として別に隅で眉毛を描く」のですが、眉毛に薄っすらと白粉を塗っただけで誤魔化している。眉毛を見えないように(剃ったかのように)メーキャップするのは、簡単だと思いますが、なぜ?

    尾張や美濃の田舎者が猿真似をしていると演出したかったのでしょうか? ならば、貴族などの京の人が、それを嗤うシーンがあってもよいと思うのですが・・・。変な京風化粧に違和感がありありでしたね。

  4. 3時間弱もあるんですね…かなり勇気のいる上映時間。
    色恋が絡むなら大奥みたいなドロドロした作品なら見たいんですがまた違った感じですよね🤔
    来週の方が見たい作品多いので今週の新作は今作含めパスかな…
    レビューとても助かりました!ありがとうございます!

  5. 古沢(こさわ)と読むのが正しいんですね。「ふるさわ」だと思ってました。

  6. バタフライって言ったら泳法じゃなくて普通その由来となった蝶の方を連想するでしょ。教養無いにもほどがある。水泳って…w

  7. 同じ信長像をなぞってもしょうがない。
    コレはコレでいいと思う。
    そもそも、歴史スペクタクルじゃない。

  8. やたら歴オタの自分、この作品成功して、リアル信長の映画も続編としてお願いと思ってたけど東映さん無理かな。
    今回の作品はエンタメ用キャラで、実在の信長は別人だからそっちも見たかった。(実際の信長は上司に忠誠心旺盛で礼儀正しく無欲な人だったらしい)
    七尾さん言うように、脚本家さん全く調べず書きましたねと。

  9. 観ました!!
    これは時代映画ではなく、恋愛映画でしたね…
    脚本が「どうする家康」の方と同じと聞いて納得です。(テイストが同じw時代物ぽくないww)

  10. 私にとっては珍しくショーレースに乗っかって、イニシェリン島の精霊を観にいってました

  11. 他の動画でも思ったけど、一応小説書いてるなのにこんなに無知なんだと唖然とした

  12. レジェンド&バタフライってタイトルどうにかならなかったのかな〜。普通に漢字で信長と帰蝶で良いんじゃ?

  13. そう言えば、ちょい前にキムタク信長見たさに46万人が岐阜に押し掛けて凄い話題になってたけどあれはプロモーションだったんね。果たして効果あったんかな?

  14. 歴史物好きなので逆に最初から観る気ないですが感想参考にさせて頂きます
    そもそも冒険するなら漫画原作使った方が正解なんでしょうね
    それこそ「ひょうげもの」みたいな漫画を本気で実写映像化したら面白いと思いますし(興味が有ったら読んでください)

  15. 邦画がアレなのは脚本がダメなのが一番の原因だと思います。
    制作費40億円?20億円では?
    戦国物で合戦シーンが無いって…
    岐阜の信長まつりに応募した人たちには応援のために観に行ってもらいたいですねw
    自分はインシュリン棟観に行きますけど。

  16. 「レジェンド&バタフライ」。総製作費20億円はいくら稼げば元が取れるのか?<後編>【コラム/細野真宏の試写室日記】の記事によると「この映画の採算ラインは35億円」。この記事の「前編」を読むとタイトルの「レジェンド&バタフライ」は海外を見越してのタイトルで、海外進出を狙っているそうです。外国人向けと考えると信長好きの日本ファン向けではなく動画主さんのような「信長をあまり知らない人」「エンタメ要素で盛り上がれる内容」で攻めたのかもしれません。確かに外国人なら信長の知識もないし「きらびやかな着物、武士の刀と甲冑、信長と正室の恋愛」でエンタメで盛り上げればいいのかも。

    概要:「総製作費20億円」。採算ラインを試算。なお、総製作費20億円というのは、映画を制作する際に必要となる「制作費」と、映画を宣伝したりする際に必要となる広告宣伝費「P&A費」をあわせたもの。個人的な考えでは本作は「総製作費20億円=制作費14億円、P&A費6億円」という関係になっていると想定。先ほどの計算式に当てはめると、大まかに興行収入35億円というラインから利益が出る水準。

  17. レビューとても参考になりました。
    「キラーカブトガニ」のレヴューお願いします。ロボットの出入り口や背景の書割などと、ほほですがきらりと光るものがあります。ぜひ語って欲しいです。

  18. バタフライで泳法が真っ先に浮かぶ人そんなにいないと思いますが…?そこはちょっと難癖なのでは

  19. 余計な人間ドラマを排除して合戦シーンだけに特化して2時間に纏めた角川春樹の「天と地と」は今再評価すべきかもですね
    当時は結構叩かれた記憶が有ります。製作費50億ですしw

  20. 先日観に行きましたが
    ほんまにおっしゃってはる通りのいまひとつでした😅
    これだけの大金やキャストでチープ過ぎるストーリーで感動は1つも無かったです

  21. 観てきました。
    満足のいく出来でした。決してクソ映画なんかではありません。
    客もいっぱい入ってました。新宿ですが。

  22. この映画、エンドロールを観ていたら撮影監督が女性でした。その視点も欲しかったのかもしれません。

    余談ながら、東映でバタフライならば、和田光司さんの歌ったデジモンのオープニングテーマ『Butter-fly』ですね。

  23. 昨日見てきました、さすがに土曜日だったので満席でした。
    僕は歴史物も信長物も結構観てますが、面白いと思いました。
    歴史ものではなく恋愛映画として考えれば合戦のシーンも不要だし、
    信長が見栄っ張りのポンコツってのも面白い、最後のシーンも含めてちゃんと今回用に脚本考えたなって思いました。
    信長の戦うシーンもいつもの時代劇の出来すぎな殺陣ではなく、不器用な感じが出てたし(弓を引く姿勢の酷さが凄く良かった)。
    前半はキムタクがいつものキムタクを演じさせられてて可哀そうだと思いましたが、
    後半はそんな事も忘れてたので初めてキムタク映画でキムタクを忘れられた作品だと思います。笑