鹿児島市の活火山・桜島は24日未明に連続噴火し、噴煙が最高で火口から3400メートルまで上がりました。この噴火で10月21日から観測されていた山体膨張は解消されました。

桜島では24日午前3時46分から4時30分ごろまで南岳山頂の火口で噴火が継続しました。噴煙は最高で火口から3400メートルに達し、桜島や鹿屋市方向にやや多量の降灰がありました。

気象台によりますと、桜島では10月21日午前6時ごろから山体膨張を示す地殻変動が観測されていましたが、この噴火によって解消されたということです。

しかし気象台は、引き続き地下にマグマが蓄積し火山ガスの放出量も多いとして、噴火警戒レベル3の入山規制を継続し、今後の情報に注意するよう呼びかけています。

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