坂本花織「ここから勝負」SP首位
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【GPファイナル】坂本花織 SP首位発進!今季世界最高77・35点 初制覇に王手「ここからが勝負」

◇フィギュアスケート・GPファイナル第2日(2023年12月8日 中国・北京)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、坂本花織(23=シスメックス)は77・35点で首位発進した。

 第2戦スケートカナダ優勝、第5戦フィンランド大会優勝の坂本は最終滑走で登場。余裕のあるジャンプで、安定感抜群の着地を見せた。圧巻の演技でSP今季世界最高点をたたき出した。

 「今日は自分なりにすごくベストな演技ができたかなと思うのですごく満足です」と笑顔。「練習でもフィンランドの前よりかは自信があったので、その自信をしっかり試合につなげようと思って。それがしっかりできた」と手ごたえを口にした。

 好調を維持し続けるのに「いや、もう必死です…」と苦笑しながらも、フリーに向け「周りの期待にも応えたいし、自分にも期待をしてやっていきたいと思う。今までのファイナルはショートまでは良くできたので、ほんとにここから勝負。そこに勝つには自分自身に勝つしかない。しっかり明日まで集中したい」と初制覇へ意気込んだ。

 第1戦スケートアメリカ4位、第4戦中国杯優勝の吉田陽菜(18=木下アカデミー)は、序盤のトリプルアクセルなどジャンプで2度転倒。しかし、スピン、ステップともにレベルをそろえて60・65で4位。

 第3戦フランス大会3位、第5戦フィンランド大会2位の住吉りをん(20=オリエンタルバイオ・明大)は58・63点で5位だった。

 フリーは9日に実施される。

【女子ショート結果】
1位)坂本花織 77.35点
2位)ルナ・ヘンドリックス 73.25点
3位)ニーナ・ピンザローネ 66.72点
4位)吉田陽菜 60.65点
5位)住吉りをん 58.63点
6位)イザボー・レビト 56.53点

曲は「Baby, God Bless You by Orchestra Possible」

フィギュアスケートグランプリファイナル2023 女子ショート
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<女子ショート>
坂本花織(日本)、住吉りをん(日本)、吉田陽菜(日本)、ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)、イザボー・レビト(アメリカ)、ニーナ・ピンザローネ(ベルギー)
<ジュニア女子フリー>
島田麻央

◇出演者
【現地スタジオ】松岡修造、荒川静香、町田樹
【解説】荒川静香
【実況】清水俊輔(テレビ朝日アナウンサー)

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