蓮舫議員 参議院予算委員会2(安倍元総理の政治団体)字幕 20231208

蓮舫議員
 安倍元総理が亡くなられた昨年7月8日、安倍元総理の資金管理団体、晋和会代表が安倍昭恵さんに変更されました。2億1471万円が非課税で相続されました。さらには生前の安倍元総理のパーティー収入約7000万、朝食会約300万、個人献金340万、前年度からの繰越金5200万円、全部で3.4億円、これ非課税ですか。

総務省
 相続税の課税関係は生じないということでございます。

蓮舫議員
 総理これね、変えませんか、この制度。

岸田総理
 ご指摘の政治団体が代表を誰にするのか、資金をどのようにするのか、これは団体の関係者が判断するということだと承知をしています。

蓮舫議員
 支出を見ると人件費が突出しているんですね。1億2662万円、例年に比べると2倍から5倍です。実は人件費は総額のみで、内訳は記載しないでいいんです。つまり臨時ボーナスでバンと出したり、ばら撒いてしまっても総額を出せば、その中は見えなくてもおかしくない。私、このやり方も適切ではないと思いますよ。さらに問題なのは、晋和会は国会議員の資金管理団体から通常のその他政治団体になりました。住所も永田町の議員会館から昭恵さんの自宅に移された。国会議員の資金管理団体だと1万円以下の支出は記載しないでも済むけれども、全ての領収書を取っておいて、公開請求要請が来た場合には公開しないといけない。でもその他政治団体になると支出公開は5万円以上となるんじゃないですか。

総務省
 その他の場合は、政治活動費につきましては1件5万円以上の支出の明細を記載をするということでございます。

蓮舫議員
 つまり1万円以上の公開義務が5万円以上になる。しかも領収書の開示要求が来ても、その領収書は公開しないでも済むとなる。安倍総理が政治家として集めたお金がそのまま昭恵さんが引き継いで3.4億、そして情報公開が1万円から5万円、そして少額領収書は保存しない、公開しないでも済む。どんどん規制が緩和される。これ、おかしいと思いませんか。

岸田総理
 ご指摘の政治団体について詳細は承知しておりませんが、個別の政治団体について政府の立場から申し上げることは控えます。

蓮舫議員
 全く答弁がズレてるんですが、政治とカネは改めなければいけないことがいっぱいあると思ってる。

以上

14 Comments

  1. 政治団体を引き継ぐのは非課税。

    身内の財産引き継ぐ(相続)は課税。

    しかもこの安倍の政治団体を政治家でもない嫁が非課税で引き継げてしまうことがおかしい。
    政治のための献金が政治家じゃない一般人に行ってしまう。
    おかしな法律

    そら世襲政治になるわな。

  2. こんなずさんな金銭のやり取りで、国民からは一銭たりとも見逃さない、インボイス制度。いい加減にして頂きたい。

  3. 蓮舫さん、菅直人氏の政治団体、源太郎に引き継がせないだろうな。やった瞬間元、公認出すなよ、源太郎に

  4. 蓮舫さんの頑張る姿が 心に響きます。 岸総理の賃上げ 賃上げ 働く世代のことばかり 年金生活者の苦悩わかってるなかなぁ 年金額を下げられ 介護保険料は引き上げられ 65歳以上の雇用などありません 市役所からは介護保険払え 払え 払わなければ財産差押え 家庭訪問され払って下さいと騒がれる 地獄です

  5. 蓮舫さんが仰る事は正論で岸田が如何に訳の分からない返答をしようとも、それを支持する有権者と無思考無投票有権者が多く今の世の中を引率し国民を苦しめてるんですよね。

  6. この政治団体の資産は安部晋三氏の個人資産ではありません。したがって政治団体の代表者が安部昭恵氏に変更されても安部昭恵氏の個人資産にはならないので相続税が発生しないのは当然です。会社の社長がA氏からB氏に変更になっても会社の資産がB氏の個人資産にはならないので相続税が発生しないのと同じことです。蓮舫氏や立憲民主党の主張では立憲民主党の代表者が変更になれば新しい代表者は相続税を払うことになります。おかしな主張だと蓮舫氏や立憲民主党が気が付かないのですか。