19日に新たに感染が発表されたのは、長岡市の40代女性会社員1人です。
新潟市から新規感染者の発表はなく、これで県内の感染者は合わせて3384人となりました。

こうした中、新潟市の高齢者を対象としたワクチンの大規模接種は、19日から定員を先週の倍の4000人に増やして行われています。
19日の予約は3556人となり、予約なしでも接種が受けられる当日枠が100人分設けられ、123人に整理券が配られました。

【当日枠で接種する男性】
「かかりつけ医で8月に打つ予定だったが、今日できるものなら来た方がいいかなと思って来た」

20日の予約は最終的に2137人にとどまり、県は当日枠を約500人に増やしました。

【県福祉保健部・松本晴樹部長】
「20日はだいたい500人以上受け止めることができると考えているので、ぜひ都合がつく方はいらしていただきたい」

20日の当日枠の整理券は正午から配布されます。

一方、花角知事は19日、全国知事会の緊急対策本部会議に出席。
ファイザー社製ワクチンの8月以降の供給スケジュールを国が早く示すことを求めました。

【花角知事】
「順調に接種が進む市町村ではワクチンの安定供給が一番の課題。一般接種が本格化するので、ファイザー社製ワクチンの具体的な供給スケジュールを早く示していただきたい」

花角知事はまた、個人が行う文化芸術活動に対しても、イベントの中止などで打撃を受けているとして、国が財政支援を行うよう求めました。

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