2013年4月放送作品

 私たちは目で物を見たり、耳で音を聞いたりすることによって周りの事象を捉え、そこで何が起きているのかを判断している。しかしそうした判断が必ずしも対象である事象の本来の姿ではないことがある。いわゆる「錯覚」である。例えば、視覚では「錯視」と呼ばれる現象が知られている。また聴覚でも様々な錯覚が起きることが解っている。では私たちの目や耳は情報を正しく捉える事が出来ない、いい加減な器官なのだろうか。実はそうではなく、「錯覚」は人間が周りの環境に適応するための巧妙な脳の戦略の表れだということが解ってきている。番組では、興味深い「錯覚」の現象の数々を紹介するとともに、「錯覚」にかかわる最新の研究をレポート。錯覚がなぜ起きるのか、そのメカニズムとはどういうものなのか、人間にとって錯覚はどういう意味を持つのか、「錯覚」の謎に迫っていく。

【主な取材先】
廣瀬通孝(東京大学)
一川誠(千葉大学)
蘆田宏(京都大学)
友枝明保(明治大学)
杉原厚吉(明治大学)
柏野牧夫(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

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<『ガリレオX』番組ウェブサイト>
http://web-wac.co.jp/program/galileo_x/

#錯視
#錯聴
#計算錯覚学

22 Comments

  1. 道路の錯視を無くすには………コンクリートブロックを積んだら良い🤭
    コンクリートブロックのつなぎ面は、水平垂直になるから☝️💪💪💪
    町中でよく見るじゃん😤

  2. 車の洗車機がいつもエンジン停止しているのに車が前に進んでいるように感じます。

  3. 月と太陽が水平線の近くにある時は大気のレンズ作用で大きく見えるのであって脳の錯覚ではない。正しい知識を持った人を騙す為に嘘も混ぜ混乱させるな。

  4. 「回転する蛇」何回見ても回転しません。妻は「回って見える」そうです。自分の脳はどっか変なのか。

  5. 普段は見た目を理解しやすく、帳尻を合わすってのが脳の役目だね。
    例えば惑星のクレーターも凹凸が逆に見える事がある。
    あれも錯覚だよな。

  6. 20:46
    ふと、鈴虫などの虫の声を外国では雑音にしか聞こえないという人が多いが、日本人は「リーリー」「コロコロ」「スイッチョ」など鳴き声として捉えている、という話もこの辺りが関係してるのかなと感じた。