陸海空+宇宙から!線状降水帯予測の最前線を独自取材…なぜ予測精度の向上が可能に?【サンデーLIVE!!】(2024年6月2日)

洗浄香水体は海から水上器を多く含む 温かい空気が運ばれ赤卵雲が次々と発生し つることで極地的な大雨をもたらし ます鍵となるのは海から流れ込む水上 器この水上器を正確に捉えることで洗浄 香水体の発生が予測できるようになるの です サンデーライブでは陸海空からの水上機関 則の最前線を 取材戦場高水予測の制度向上に向けた作と は雲研究者として知られる気象庁の研究官 荒太郎 さん地から水をえるの研究に10年以上 取り組んできまし たこちら地場マイクロ波放射系ですこれ何 に見え ます何か動物です か頭があって足が4本あって尻尾がピンと 立ってる犬に見えてきません か気象関係者の間でも犬と呼ばれていると いう地上マイクロ派放射系 です待機中のま水上機だったりまもしくは 雲それか酸素とかですねそういったもの から発せられてるえ微弱な電磁波マイクロ 波をあのここ受信する機械なんです ねこの機器を使うことでこれまでより高 頻度かつ高度に待機の状態が分かるように なりました 地上マイクロ波放射系のデータを使った雨 の 予測右が実際に降った雨の量 です100mm以上の雨を示すオレンジ色 の範囲まで反映できてい ます一方データなしの予測ではオレンジ色 の範囲が反映できていませ ん象庁は今年3月から地上マイクロ放射系 で観測されたデータを日々の予報システム に活用してい ますま近年のその戦場水隊への対策が必要 だということで注目していただいてま実際 各地でイぽいのがですね活躍してると思う と本当に考え深いです ね陸上での水上機の観測網が構築されて いる一方 で水機の発生限である会の測は少なく実態 の把握には至っていませ んそこ であ今見えてきましたあちらが気象庁の 新しい観測線風丸です今ゆっくりと東京小 台場を出行していき ますおよそ30年ぶりに新しく進行した気 観測 風 丸先月29日運用開始後初めて海の上の 水上機を観測するため九州地方に向かい まし た発生の種となるこの海の上会場の上の水 機を抑えるとそれをあの天法モデルに利用 することで戦場高水体の足制度の場に貢献 できる とでな役割 のが衛星からの電波を受信するgnssと 呼ばれる システム衛星から発せられる電波は待機中 に水上器があると到達するまでにわずかな 遅れが生じ ますその遅れを計算することで水上器の量 が分かるの ですさらに近年はその会場の水上機を ピンポイントで観測しようという研究も 進められてい ます変動の激しいものについては軌道的に つまり短時間で観測をする必要があるわけ です名古屋大学と横浜国立大学で教授を 務める都木和久さんが取り組んでいるのは 飛行機を使った観測 です上空から観測機器を過し気温や風速 などのデータを集め水料を割り出し ます昨には大気の川と呼ばれる大量の水上 機の流れ込みを日本で初めて上空から 観測今年の夏にも観測を行う予定で今後水 の制度 げることが期待されてい ますこうした陸海空からの観測だけでなく 将来気象予測の切り札となりうる国家 プロジェクトが立ち上がってい ますジが進めているのが水衛プロジェクト です水が達するとか雨降ってるところの 上空を衛星が通過して観測することが できればこの戦場高水で降ってる雨の3 次元の構造とかが提供できますの で雲を3次元スキャンするように観測する ことで雨の強さなどを立体的に把握する ことができると言い ますジでは雨粒の落下速度が観測できる 世界初の性能を持つ新たな衛星を開発中で 2028年度の打ち上げを目指しています

 これから降雨が多くなり、本格的な出水期を迎えます。先月27日には、気象庁が今年初めて線状降水帯の予測情報を発表しました。正確な予測が難しいとされる線状降水帯ですが、少しずつ予測情報が改善しています。精度向上に向けた舞台裏を取材すると、様々な角度から線状降水帯の“源流”を捉えようと奮闘する研究者たちの姿がありました。

■新運用開始…線状降水帯予測のカギは水蒸気

 台風1号に刺激され活発化した梅雨前線が列島を通過し、先月28日は各地で5月の観測史上最大の雨となりました。気象庁はその前日、今年初となる線状降水帯の予測情報を発表。これまでは地方ごとに出されていましたが、今回から府県単位での発表となりました。

気象庁 線状降水帯技術開発調整係 三浦涼大さん
「この呼びかけがあることで大雨に対する危機感を持っていただくというのが重要」

 そもそも線状降水帯は、海から水蒸気を多く含む暖かい空気が運ばれ、積乱雲が次々と発生し連なることで局地的な大雨をもたらします。カギとなるのは海から流れ込む水蒸気。この水蒸気を正確に捉えることで、線状降水帯の発生が予測できるようになるのです。

 サンデーLIVE!!では、陸・海・空からの水蒸気観測の最前線を取材。線状降水帯予測の精度向上に向けた秘策とは…。

■「陸から観測」気象界で大活躍の“犬”とは?

 「雲研究者」として知られる気象庁の研究官、荒木健太郎さん。地上から水蒸気を捉える、ある機器の研究に10年以上取り組んできました。

気象庁 気象研究所 荒木健太郎主任研究官
「こちらが地上マイクロ波放射計です。何に見えます?頭があって足が4本あって、尻尾がピンと立っている犬に見えてきませんか?」

 気象関係者の間でも“犬”とよばれているという「地上マイクロ波放射計」です。

気象庁 気象研究所 荒木健太郎主任研究官
「大気中の水蒸気もしくは雲、それから酸素とか、そういったものから発せらている微弱な電磁波、マイクロ波を受信する機械なんですね」

 この地上マイクロ波放射計を使うことで、従来の観測と比べ高頻度かつ高精度に大気の状態が分かるようになりました。気象庁は今年3月から、地上マイクロ波放射計で観測されたデータを日々の予報システムに活用しています。

気象庁 気象研究所 荒木健太郎主任研究官
「近年の線状降水帯への対策が必要だということで注目していただいて、実際各地で“犬”が活躍していると思うと本当に感慨深いですね」

■「海から観測」気象庁の新観測船が太平洋へ

 陸上での水蒸気の観測網が構築されている一方で、水蒸気の発生源である海上の観測データは少なく、実態の把握には至っていません。そこで…。

取材ディレクター 山田寛明
「見えてきました、あちらが気象庁の新しい観測船『凌風丸』です。ゆっくりと東京・お台場を出港していきます」

 およそ30年ぶりに新しく竣工(しゅんこう)した気象観測船「凌風丸」。先月29日、運用開始後初めて海上の水蒸気を観測するため、九州地方に向かいました。

気象庁 大気海洋部 長谷川拓也調査官
「(線状降水帯の)発生の種となる海の上の水蒸気を捉え、天気予報モデルに利用することで線状降水帯の予測精度の向上に貢献できる」

 観測で重要な役割を担うのが、衛星からの電波を受信する「GNSS」とよばれるシステム。衛星から発せられる電波は、大気中に水蒸気があると到達するまでにわずかな遅れが生じます。その遅れを計算することで、水蒸気の量が分かるのです。

■「空から観測」飛行機で水蒸気を“狙い撃ち”

 さらに近年は、その海上の水蒸気をピンポイントで観測しようという研究も進められています。

名古屋大学・横浜国立大学 坪木和久教授
「変動の激しいものについては機動的に、つまり短時間で観測をする必要があるわけです」

 名古屋大学と横浜国立大学で教授を務める坪木和久さんが取り組んでいるのは、飛行機を使った観測です。上空から観測機器を投下し、気温や風速などのデータを集め、水蒸気量を割り出します。

 2022年には、「大気の川」とよばれる大量の水蒸気の流れ込みを日本で初めて上空から観測。今年の夏にも観測を行う予定で、今後、線状降水帯の予測精度をさらに上げることが期待されています。

名古屋大学・横浜国立大学 坪木和久教授
「より正確に、より早い段階から予測をするというためには、海上・遠方からの観測、これが不可欠になります」

■「宇宙から観測」JAXA“世界初衛星”打ち上げへ

 こうした陸海空からの観測だけでなく、将来、気象予測の“切り札”となりうる国家プロジェクトが立ち上がっています。JAXAが進めている「降水レーダ衛星プロジェクト」です。

JAXA 降水レーダ衛星プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 古川欣司さん
「線状降水帯が発達する段階とか、雨の降っている所の上空を衛星が通過して観測することができれば、線状降水帯で降っている雨の3次元構造などが提供できます」

 雲を3次元スキャンするように観測することで、雨の強さなどを立体的に把握することができるといいます。JAXAでは、雨粒の落下速度が観測できる世界初の性能を持つ新たな衛星を開発中で、2028年度の打ち上げを目指しています。

JAXA 降水レーダ衛星プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 古川欣司さん
「地道にいろんなデータを組み合わせることによって、(線状降水帯の)メカニズムをどんどん正確なものにしていくことが大事」

■新衛星に新スパコン…気象庁が目指す新情報

 気象庁では、線状降水帯予測の精度向上に向け、新しい気象衛星「ひまわり10号」の整備による水蒸気観測の強化や、強化したスーパーコンピューターを活用した予測技術の開発を進めています。これらにより、線状降水帯の半日前からの予測を、2029年には現在の都道府県単位から市町村単位にまで絞り込むことを目指しています。

 さらに、台風の進路予報の精度が向上し、現在の予報円よりも小さくなるとされています。これにより、範囲を絞った交通機関の計画運休や事前の避難などが可能になるということです。

(「サンデーLIVE!!」2024年6月2日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

WACOCA JAPAN: People, Life, Style.