地震の傷を「金継ぎ」でつなぐ “火災で焼けた”珠洲焼を修復し伝える「記憶」 能登半島地震からまもなく半年【news23】|TBS NEWS DIG

こちらの器の半島地震で壊れてしまったん ですがうしでつなぎ金で装飾する金次と 呼ばれる伝統的な技法で修復されましたの 半島自身の発生から間もなく半年ですこの 金次で被災した方々の器を直し続けている 男性がいますなぜ今器を直しているの でしょう か割れても割れても日常をあの美しく元に 戻してくここにこういろんな記憶とか情報 が染み込んでるから本質的に言えば金次 っていうのはあの修理っていうよりもこう いうなんか時間とか記憶をこうつげてるん じゃないかなっていつも思うんですよ ね美術家中村邦男 さん1月1日の地震で壊れた器を金次で 直し続けてい ます修復費用は受け取っています 割れた器と一緒に届く被災者からの 手紙正月用に飾ってあったく焼きが割れて しまいました他にも破損してしまいました がこの壺だけでも修復できないものかと 考えていまし たやっぱり器ってこう他の人には見えない 何かがあると思うんですよねこの方の本当 に日常を少しでもこう修復する手伝いが できたらいいかなって いう1月中旬にSNSで 呼びかけこれまで60個ほどの器を直して きまし たそんな中村さんもの半島自身の被災者の 1人 ですうの研究や伝統工芸を学ぶため和島と 鈴のコ民家を購入しましたが元日の地震で 鈴のコ民家は 全回和島の家 も家の中はこんな感じですねもう建物の 半分はもう開しちゃってるの でまこれ大規模反回って一般的には言う らしいですけどさすがにこうなってくると もう直せないなっていう 今は家が崩れないよう補修しながらコヒ 解体の順番を待っていますがいつになるか はまだ分かりませ んその日の作業を終えた中村さんは休む間 もなく新たな依頼者の元 へこちらの男性が持ってきたのはす おお泉にあったんですけどうん地震と家事 で抜いた鈴でお後日店から少しかけてる やつをうんつかこれこけてるのは今回の です火事で確か火事で焼けた鈴焼き です田中明さんの店は和島市の朝市通りに ありまし たそこで伝統工芸品の鈴焼きを売ってい ましたが [音楽] 元日に発生した大規模火災で店は前哨し まし たここですねここでもちょっと残ってます けどねどうですかあそう多分これ塗りです よねあ本当だこれ湿 だ多分残ってないですよ ね田中さんがむのは和島 早復ですが建物の撤去体は今月5日に 始まった ばかり完了時期の見通しは立っていませ ん露点を営む人の平均年齢が70歳を 超えるという 和島おばちゃんらがいらんけて売ってる からこの場所が成り立っ てって1年ならまたやろうかと思うんです けどこれが4年5年だったらさすがにもう 引退すると思うんですよ ねまたみんなでやりたい です田中さんは同じ場所に店を再建させ そこに修復した鈴焼きを飾りたいと話し ますですその理由 はこの方はちらにサイン入ってああこの方 はもう作らないって言ってましたあ今回の 自信でうんこれでこの方はもうすやめ るって言ってましたねえ皆さん魂褒めて 作ってるもんなんでうん逆さの気持ち組み たいなと思ってうん少しでもみんなの見見 てもらえればうん幸い です引退を決めた作家の作品をこれからも 伝えていきたいという思いでし たこれ重大ですよなんかです責任重大 大丈夫ですか大丈夫です少しでもくな うん東京に戻り早速修復作業に取りかかり ます家事で焼けた器を直すのは初めてだ そう ですやっぱりね焼け て少しもろくなってたり本当に爪跡が残っ てる感じですけど今回はこれ を展示したいっていうことと言ってたので かけてる部分だけを今修復しようかなと 思ってますけど ね日が入った部分をうるしと混ぜた軽装度 で埋め てやすりで 削るこれを繰り返し最後に金粉を巻いたら 金次は完成し ます2週間 田中さんの元を再び訪れまし た てこんな感じで すごうわどうですかね完璧だと思います すごいです ね焦げてるところは取らないでそのまま 生かしたんですよねかけてるとこだけを 埋めてあの金を入れたっていう金されて 作ってる方も帰ってきた すきこうやって残していろんな人に見て もらうこれはもう全然もうサッカーさんと してももう本物ですしありがたいことだと 思いますあ良かった本当しました よさやかなものでもいいと思うんですけど でもなんかこう金継ぎした器を直すことに よって昔自信があったんだよ家事があった んだよってことを受け継ぐことができる ような気がしましたけどねのの復興って まだまだすごい時間がかかると思うんです けど割れるものがある限り僕はなんか直し ていきたいなと思ってますけど ねあの震災の被災地を訪れますと引いて みると瓦礫の山に見えるものがぐっと 近づくとその1つ1つが生活や思い出の 一部だったということを実感するんですよ ね壊れてしまったものをつなぎ合わせて 磨いていくというその金継ぎの工程は復興 の笑そのものに重なるようにも感じます谷 さんいかがですかはいあのの半島ですね この鈴えそして島いずれも あの平安から室町にかけても始まったと いうね日本でも本当に屈の古いあの文化 でしてでそれを生かしてこの金築をする ことで新たな命をえて蘇りますよねこの 金粉もま金沢の名産ですけどもやっぱね こういうものが地方にあるすごい国なんだ よっていうことをね思うと本当にもっと 早く復興すべきです今映ってるフィルム私 が3月末に見た景色とあんまり変わって ませんあの東日本震災に比べてちょっと 明らかに遅いもっと全国の人が関心を持っ てこの のね興を全員で助けてほしいしえそしてノ 自体を金してほしいですよねあの壊れた ものにこの金が入って新しい価値になる ように壊れたのは依然よりも素晴らしい 価値で上がる読みがるんだよそういうのが 日本という国なんだということを是非 みんなで分かりたい支援したいと思います そうですね

美術家・中村邦夫さん(52)は、能登半島地震で壊れた被災者の器を伝統技法「金継ぎ」で修復するボランティアを行っている。中村さんは器を直すことは「その人の思い出や記憶を直すこと」だと話す。復興への苦悩と決意。「金継ぎ」された器には被災者それぞれの物語がつまっている。

輪島市の朝市通り周辺の大規模火災で店を失った田中宏明さん(33)が修復依頼したのは、火事で焼け残った伝統工芸品の“珠洲焼”だった。

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