宮城県「住みここち」1位は… 大手不動産会社が調査 (24/07/12 18:28)

大手不動産会社が毎年調査している「住みここちランキング」が今年も発表されました。町に暮らす人の満足度を表した順位です。宮城県内の駅ごとのランキングでは、2位以下は仙台市内の駅となっています。しかし第1位は仙台以外で、しかも今年初めてランクインした場所です。

高橋咲良アナウンサー
「今年の住みここちランキングの駅部門で1位に選ばれたのが、名取市の杜せきのした駅周辺です」

大手不動産会社が発表した「住みここちランキング」。これまではランキング圏外だった杜せきのした駅周辺ですが、毎年、じわりじわりと住民の評価を上げてきて、今回ついに1位となりました。その理由について調査した専門家は。

麗澤大学 宗健教授頭
「仙台から若干遠いけど名取から1駅だし、仙台にも全然通えてイオンが目の前にあって、新しい住宅もできて住みやすい」

最大のポイントは、駅の目の前にある大型ショッピングモール。

住民
「やっぱりここのショッピングモールが非常に充実しているのは大きいかなと思いますね。ここにいれば何でもそろいますからね」
「イオンモールとつながっているから行きやすいですし、きれいだから好きです」
「転勤族だけど、ここに永住したい感じ」

一方で、こんな声も…。

住民
「近くに病院がないので正直不便です」
Q.駅近くの商業施設利便性は?
「そんなに重視していないかも、駅が近いからといっても、結局、車なので…」

調査はインターネットから、6年間の累計でおよそ1万5000人の回答をもとに集計が行われました。また、自治体ごとのランキングでは、6年連続で富谷市が1位に選ばれました。大型商業施設が多くあり、子育て世代から高い人気を獲得したということです。

2 Comments

  1. イオンモール南の大規模な農地買収に絡む、不動産会社のプロモーションご都合ランキング 。民放TV局も広告主が欲しいゴマすり報道で、事業者側にとっては願ったり叶ったりの無料の宣伝効果です。放送前にTV局がランキング結果の裏取りをしてるとは思えません。更に大学も企業の営利的な発表にアカデミックな立場で信用担保してあげることで、企業からの資金提供にあやかる互恵関係を保っています。田畑をつぶして新築一戸建やマンション、新規店舗を建てても大規模太陽光パネルと違って既住民の不安をあおらずに日本の農業を現金で過去に追いやることが可能です。名取市も明日の農業よりも、税収が見込める宅地と商業地の拡大に走っているため、このような一企業のランキング付けを歓迎します。以上「住みここち」とはあくまで不動産会社の営業活動の環境作りであることを私たち視聴者は留意すべきなのです。