講師:中国学研究者 長島 猛人

▪️導入
・ある離職者の話が論語に近い
・中国人の話題
・防衛省の話題

▪️一、教養
【津田梅子】
・お札になった人のことを知ろう
【大江健三郎と言葉】
・大江健三郎の講演要旨

▪️ニ、論語「子路」
25.上に立つものの質
 ・離職者の多い理由
 ・現代は優秀な人ほど働きづらい
26.統治の書は下のものの目線で書かれる
 ・上に立つものは態度、言葉、服装は威厳を持たねばならない
 ・下もののが納得するとは安心感
 ・現代人は自分が統治する気持ちでいる
27.君子の態度
 ・現代ではものを言わないと否定か隠蔽と言われる
 ・細かく説明すると言うこと、納得すると言うことの誤解と不可能
28.役人、友人、兄弟の態度
 ・現代で必要なことは何か
29.教えるにはそれに見合った時間が必要
 ・小学生は7年
 ・知識ではなく実用のため
30教えることの難しさ
 ・出来るまでか、分かるまでか

【道祖土教養塾とは】
講師に古代東洋倫理・哲学・文学の専門家を招きして論語を素読し、解釈を通じて教養を高めます。
さらに、最近ニュースで話題になっている社会現象を取り上げて深堀していきます。
大人だけでなく、お子様と一緒に参加できるため、楽しく和やかな雰囲気で論語を基に多岐にわたって学時間となっています。

講師:長島猛人
埼玉県より、2年間、中国山西大学に、客員講師として派遣される。県立浦和高校、浦和第一女子高校にて教鞭を執る。現在、埼玉県各地の公民館等で漢文関係の市民講座を開講中。
1951年生まれ。
埼玉県立浦和高校卒業。早稲田大学大学院東洋哲学科博士課程修了。

著書『親子で楽しむこどもの論語』『市民「論語」の四十年 残されたちょっといいことば』『麗和論語』他

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