日米外務・防衛閣僚会議 中国に「深刻な懸念」表明(2024年7月29日)

 日本とアメリカの「2+2」外務・防衛閣僚会議が行われ、中国が「国際秩序を作り変えようとしている」として「深刻な懸念」を表明しました。

上川外務大臣
「自らの利益のために、国際秩序を作り変えることを目的とした現在の中国の対外的な姿勢や軍事動向等が、地域及び国際社会全体にとって深刻な懸念であるとの認識で一致しました」

 日米「2+2」では自衛隊とアメリカ軍の連携を円滑にするため、在日アメリカ軍を「統合軍司令部」として再構成する考えが示され、作業部会を設置することで一致しました。

 また、「PAC3」などのミサイル生産能力拡大のため、共同生産の機会を追求することでも一致しました。

 そして、沖縄の在日アメリカ軍による性暴力事件を念頭に、事件・事故の情報共有のため調整していく重要性を確認しました。

 会議後の記者会見で、11月の大統領選挙と日米同盟について問われたブリンケン国務長官は「かつてないほど同盟は強固だ」と述べ、選挙後も同盟強化の方針が続くという認識を示しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

10 Comments

  1. 国際秩序作り変えようとしていのは、誰だ?

    【ワシントン共同】ロイター通信は14日、新型コロナウイルスが世界的に流行していた2020年春から21年半ばにかけて、米軍が中国製ワクチンに対する不信をあおる宣伝戦をフィリピンなどで展開していたと報じた。ワクチン外交を通じた中国の影響力拡大に対抗するため、偽情報をソーシャルメディアで流布していた。
    米国製も含むワクチン全体への信頼を損なうもので、対中戦略のために民間人を危険にさらしたとの批判が出ている。元情報機関幹部も「一線を越えた」と非難した。

  2. パレスチナへの侵略·占領のイスラエルに爆弾など武器を提供しているアメリカ、2003年嘘でイラクを侵攻したアメリカと過去のアジア侵略者の日本、よく中国を批判しているね。

  3. 中国はアジアの平和をみだしている。これに対して立憲共産党とその支持者はなんら具体的対策を示していない。
    彼は日本よりも中国の味方なのだろうw

  4. 🇨🇳中国をが国際秩序を作り変えようとしているのは…
    共産党員らが
    『内政干渉には断固反対だ。』というロジックとして正当化。

  5. ブリンケンは分かりやすいタイプ。今回は揉め事なく互いに合意に至るだろう
    席順に驚いた。事務官の次に統幕長。