日本女子 フルーレ団体で銅メダルの快挙!1点差でカナダを下しフェンシング女子で五輪史上初の表彰台【パリ五輪】|TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ フェンシング女子フルーレ団体 3位決定戦 (日本時間2日、グランパレ)

フェンシング女子フルーレ団体の3位決定戦に挑んだ日本(世界ランク4位)は33-32でカナダ(同6位)を下し、銅メダルに輝いた。日本フェンシング界で女子史上初のメダル獲得という快挙を成し遂げた。

日本は、昨年の世界選手権で3位。今大会準々決勝でポーランドに45-30で快勝し、イタリアとの準決勝に敗れ、3位決定戦に臨んだ。

メンバーは東晟良(24、共同カイテック)、上野優佳(22、エア・ウォーター)、宮脇花綸(27、三菱電機)、リザーブの菊池小巻(27、セガサミー)の4人。

第1ゲームは上野、相手と互いに突きあいを見せ、3-3のタイで終える。第2ゲームの宮脇はカウンターで2ポイント奪い、5-5で第3ゲームの東へバトンタッチ。東は柔らかい動きからの突きなどで5連続得点で一時リードを奪うが、追いつかれ、10-10で終える。

第4ゲームは、リザーブの菊池が出場。互いに2点ずつ取り合い迎えた残り45秒を切ったところで連続ポイントを決め、14-13とリードする。第5ゲームは上野、相手の懐に飛び込んでの突きやカウンターでの一撃など、多彩な技で5ポイントを奪い、19-14とリードを広げる。

第6ゲーム、東は相手に連続ポイントを許すも、カウンターの一撃などで20-17と3点差をキープ。第7ゲームは相手に先制を許すが、菊池が強気な姿勢を崩さず3連続ポイントなどで29-25とリードを広げる。

第8ゲームでは東が相手の剣先を手首で抑えながら突く大技が決まり、リードを保ったまま最終第9ゲームの上野に託す。相手の攻撃で点差を詰められたものの、上野が最後まで凌ぎ切り、1点差で逃げ切った。

日本フェンシング界のオリンピックでのメダルは、北京大会の太田雄貴の銀(男子フルーレ個人)、2012年ロンドン大会の男子フルーレ団体の銀、2021年東京五輪の男子エペ団体の金、そして今大会、男子エペ個人で加納虹輝(26)の金メダルに次ぐ、2つ目のメダル獲得となった。

フェンシングにはエペ、フルーレ、サーブルの3種目があり、フルーレは、左右の腕と頭部を除いた上半身部分(胴体)への突きが有効。団体は1チーム3人で1試合3分の総当たり9試合制で45本を先取したチームの勝利となる。

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