新しく就任した“スターマー首相”と“レイナー副首相”はどんな人?また、そもそも政権を握った“労働党”って?イギリスの今を分かりやすく解説!【政権交代】

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【補足】
4:07 英国では、12年にわたるサッチャー政権のあと、同じく保守党のメージャー首相が政権を握ったが、1997年、労働党が政権交代を果たした。

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【目次】
0:00 イギリスで政権交代~保守党から労働党へ~
0:49 労働党の歴史①
4:12 労働党の歴史②
9:04 新首相のスターマー氏とは?~生い立ち~
10:14 新首相のスターマー氏とは?~経歴~
14:54 新副首相のレイナー氏とは?
20:31 新政権の挑戦

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#池上彰 #イギリス #政権交代

9 Comments

  1. イギリスの政権交代に日本も続くかといえば、私は難しいように感じる。岸田首相も泉健太代表も似た者同士だと私には見えてしまうからだ。どっちもやる気がない、どっちも確固たる信念がない。そして、どっちも影が薄い。

    経済政策にしても日本は自民党、立憲民主党ともに減税には否定的で、争点としては保守かリベラルか、そういう思想的な違いしかなく、泉代表が就任当初から言ってるように立憲民主党は自民党の政策の7割に賛成している。与野党で政策上の違いを見出だせてない以上、裏金問題など不祥事が続いてる自民党より立憲民主党の方がマシだいう雰囲気が持続できるか私は疑問視する。

    7月7日に実施された東京都知事選では、自民党、公明党、国民民主党などのステルス応援を受けた小池百合子が圧勝。立憲民主党の前身となる民進党の代表を務めた蓮舫が、立憲民主党や日本共産党、社民党などの応援を受けたがまさかの3位という惨敗を喫した。

    ここで注目すべきは2位で落選した石丸伸二の存在感だと私は思う。既存政党の力を借りずyoutubeなどのネット選挙活動で10代から50代まで絶大な支持を獲得した。皮肉なことに小池都政の刷新を打ち立てた蓮舫は60代以上の世代、つまり古くからの民主党支持者からは支持されたが、50代から下の世代は全て石丸に票を奪われ、蓮舫を支えた立憲民主党や日本共産党などの既存の野党勢力の影響力の減衰ぶりを露呈することになった。

    しかし、小池を支えた自民党が勢いを取り戻せたとも言えない。都知事選と同じく実施された都議会議員補選では自民系の候補が惨敗したからだ。

    都知事選と都議補選で見えてきた現実は、有権者の関心は自民党、民主党系などの古くからの既存政党による保守・右派VSリベラル・左派の対立構図ではなく、それに囚われない第三の道に向いてるということだ。そういう意味では、次の衆院選では新興政党の日本維新の会や、れいわ新選組、参政党、日本保守党などの躍進の予感を私は感じる。まるで30年前の細川護熙政権誕生前を彷彿させるような多党乱立の時代がまた日本にやってくるかもしれない。

  2. ヤングケアラーから副首相!すごいですね。色々な政治的な課題はありつつも、一度「普通」のレールから外れてもやり直せる環境は羨ましいなと思いました。

  3. 叩き上げだから政治が良い、なんていう因果関係は一切ないわけですが、叩き上げを見て勇気を貰えるのは確かですね。
    菅義偉さんが首相になった時に、そう感じました。
    イギリスの階級社会のもとでは尚更でしょう。

    一方で貴族出身も大変かと思います。幼少期から社会を背負うことを義務付けられ、死ぬほど努力することが要求され、本名ではなく「〇〇の子」と言われ、成功して当然、失敗すれば貴族であることを叩かれてプレッシャーと戦う日々。
    そんな血の滲む努力をアピールせず隠して、余裕を振る舞う精神力があるのですから。

    いかなる家庭環境であれ、政治家である以上は、政治力を平等に評価されて然るべきですね。

  4. 少し違う部分があると思いましたので、指摘をさせていただきます。池上さんは「一代限りの貴族は上院議員になれない」と仰りましたが、貴族院は世襲貴族だけではなく、一代貴族も議員に任命されています。ブレア政権で世襲議員の議席がかなり削減され、今は92議席しかなく、ほとんどの議席が一代貴族です。また、イギリスの閣僚は議員である事が求められるので、民間人を閣僚に起用する時には、一代貴族に叙して、貴族院議員に任命する事があります。