【中継】宮崎市清武町ではお盆を前に墓石が倒壊…宮崎で震度6弱「南海トラフ」で初の臨時情報発表

「南海トラフ地震臨時情報」が初めて発表された地震から一夜が明け、各地の状況が明らかになってきました。

8日の地震で墓石が倒れるなどの被害も出た宮崎市清武町から、テレビ宮崎の中村優志記者が中継でお伝えします。

地域住民で管理されているお墓が崩れていて、崩れるだけでなく、所々石が割れてしまっている部分もあり、ビニールシートが被せられている場所もあります。

9日朝、清武町を訪れると、地域の方が心配そうにお墓の状態を見に来て、崩れたお墓を手で動かしながら、骨つぼの様子などを確認する姿もありました。

墓を見に来た男性は「割れてる。中で骨つぼが。散らかってる」と話しました。

ここで崩れた別のお墓の親族には、息子さんの結婚式で、9日から家族で東京に行かれるという人もいました。

「心から息子さんをお祝いしたい思いと、このお墓が心配な思いで、非常に胸が苦しい」という話をされていました。

これからお盆に入りますが、このように大きな地震によって石が崩れてしまう可能性もありますので、十分な注意が必要です。

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