メッツは昨季の観客動員数がメジャー18位

 ヤンキースからFAとなっていたフアン・ソト外野手は11日(日本時間12日)、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1176億万円)で正式契約を結んだ。ドジャース・大谷翔平を抜いてスポーツ史上最高額を更新した26歳の“経済効果”を、金満球団のオーナーは早くも実感しているようだ。

 メッツのスティーブ・コーエンオーナーは14日(同15日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ソトの契約に反応したメッツファンに感謝を申し上げたい。今週のチケットの売上が先週と比べて爆発的に売れた。私たちの昨年の観客動員数は(30球団中)18位だった。今年は何位になると思う?」と綴った。

 この投稿に米ファンも即反応。「多くのファンがソトと一緒に優勝したいと思っている」「次はゲレーロJr.を獲得して」「もう少し補強をしてくれたら、毎試合チケットを買います」「ありがとう。でも、君の仕事はまだ終わっていない」「メッツファンの満足度を上げてくれてありがとう」「最高のクリスマスプレゼントをありがとう」などとコメントが寄せられた。

 オーナーが実感したソト獲得の“経済効果”。振り返れば、大谷を獲得したドジャースは数々の日本企業と契約を結び、数多くの日本人が球場に足を運んだ。米メディアによると、“大谷効果”でドジャースは少なくとも1億ドル(約156億円)規模の収益を得ているという。果たしてソトは、大谷と同様にお金も勝利もチームにもたらすことができるだろうか。

(Full-Count編集部)


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