12月13日、 米大手証券取引所ナスダックは、代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインへの積極投資で知られるマイクロストラテジーが12月23日からナスダック100指数に採用されると明らかにした。写真はナスダックのロゴ。ニューヨークで2021年12月撮影(2024年 ロイター/Jeenah Moon)
[13日 ロイター] – 米大手証券取引所ナスダックは、代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインへの積極投資で知られるマイクロストラテジー(MSTR.O), opens new tabが12月23日からナスダック100指数に採用されると明らかにした。データ分析会社のパランティア・テクノロジーズ(PLTR.O), opens new tabとアクソン・エンタープライズ (AXON.O), opens new tabも同指数に新たに追加される。一方で、イルミナ(ILMN.O), opens new tab、人工知能(AI)サーバーを手がけるスーパー・マイクロ・コンピュータ (SMCI.O), opens new tab、ワクチンメーカーのモデルナ(MRNA.O), opens new tabが指数から除外される。
マイクロストラテジーの株価は今年6倍超上昇し、時価総額は約940億ドルに達した。ソフトウエア事業からの収益が減少する中、2020年にビットコインへの投資を開始した。
バーンスタインのアナリストは、ナスダック100指数への組み入れに続き、25年にはS&P500にも採用されるかどうかが注目されると指摘した。
また、ナスダック100指数に採用された結果、同社は「上場投資信託(ETF)の資金流入にとどまらず、認知度が高まる」とし、見通しは来年も改善し続けると見込む。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.