周辺機器メーカーの8BitDoは，同社が発売する小型パッドをスマートフォンに取り付けて使える「8BitDo Micro/Zero2 clip」を発表した（リンク）。価格は9.99ドル（約1600円）。ゲーム画面をスマートフォンの上部に表示した状態であれば，下部に小型ゲームパッドを配置し，ゲームボーイに近いサイズ感で遊ぶことが可能だ。
8BitDoはユニークな周辺機器を発売することで知られるメーカーだ。スーパーファミコンやPCエンジン，ネオジオで使えるワイヤレスゲームパッドとアダプターのセット「SN30 2.4G Wireless Gamepad」「PCE2.4g」「8BitDo NEOGEO Wireless Controller」や，PlayStationでワイヤレスゲームパッドを扱えるようにするメモリーカード型レシーバー「8BitDo Retro Receiver for PS」，セガサターンをイメージしたキーボード「Retro Keyboard – Saturn 30th Anniversary Edition」など，一風変わった製品を取り扱っている。同社製のコントローラは日本でも入手できるため，使っている読者もいるかもしれない。
PlayStationでワイヤレスゲームパッドを扱えるようにするメモリーカード型レシーバー「8BitDo Retro Receiver for PS」
セガサターンをイメージしたキーボード「Retro Keyboard – Saturn 30th Anniversary Edition」
今回発表された8BitDo Micro/Zero2 clipは，同社が発売した小型ワイヤレスゲームパッド「8BitDo Micro」や「8BitDo Zero2」をスマートフォンに取り付ける周辺機器で，サイズは幅110mm×奥行60mm×高さ60mm。
スマートフォン用のゲームパッドや，スマートフォンを取り付けてゲームボーイ風に遊ぶアダプタもすでに存在しているが，8BitDo Micro/Zero2 clipは定評のある8BitDo製のゲームパッドとスマートフォン本体を組み合わせて遊べるのがポイントとなっている。
8BitDo Microと8BitDo Zero2の価格は，順に24.99ドル（約4000円），19.99ドル（約3200円）。サイズは8BitDo Microが72mm×40.7mm×14.1mm，8BitDo Zero2が73mm×36.5mm×14.7mmとなっている。スマートフォンとのサイズ比と使用写真からも分かる通り，スマートフォンの下側にゲームパッドをセットし，上部にゲーム画面を表示して使用する。
8BitDo Micro
8BitDo Zero2
8BitDo Microと8BitDo Zero2は，Bluetooth接続でAndroidとNintendo Switchに対応しているため，複数機種で使いまわせるゲームパッドを手に入れつつ，スマートフォンでのゲーム体験を向上させたい人にはありがたい品といえるだろう。
公式サイトによれば，8BitDo Micro/Zero2 clipの出荷は1月23日にスタートするとのことだ。
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