「ゾッとします」長野駅前3人殺傷事件の容疑者は逮捕2日前に捜査線上に浮上…調べに「黙秘します」動機解明なるか

JR長野駅前で3人が殺傷された事件で、容疑者の46歳の男が逮捕の2日前には、警察の捜査線上に浮上していたことが分かりました。

JR長野駅前で1月22日、男女3人が刃物を持った男に襲われ、長野市の会社員・丸山浩由さん（49）が死亡、男女2人が重軽傷を負ったこの事件で、警察は26日、無職の矢口雄資容疑者（46）を、女性に対する殺人未遂の疑いで逮捕しました。

矢口容疑者は調べに対し、名前や経歴などは話すものの、事件については「黙秘します」と話しているということです。

矢口容疑者宅の近隣住民は「全然ピンとこなかった。こんなに近くと思ってなかった」「ゾッとしますよね、遠方に逃げているだろうと」などと話しました。

捜査関係者によりますと、防犯カメラの映像をつなぐ「リレー捜査」や市民からの情報提供により、逮捕の2日前には矢口容疑者が捜査線上に浮上していて、その後、裏付けを進め、逮捕に踏み切ったということです。

警察は27日、矢口容疑者の身柄を検察に送る予定で、動機の解明を急ぐ方針です。

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