トランプ米大統領と半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が31日、ホワイトハウスで面会し、中国の新興企業ディープシークが開発した高性能の人工知能(AI)モデルや半導体の輸出規制強化などについて議論したと、関係者が明らかにした。写真はエヌビディアのロゴ。27日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ワシントン 31日 ロイター] – トランプ米大統領と半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が31日、ホワイトハウスで面会し、中国の新興企業ディープシークが開発した高性能の人工知能(AI)モデルや半導体の輸出規制強化などについて議論したと、関係者が明らかにした。
トランプ氏は会合の詳細を明らかにしなかったが、フアン氏を「ジェントルマン」と呼んだ。「何が起こるかは言えない。良い会合だった」と語った。
エヌビディアの広報担当者は「トランプ大統領と半導体やAI政策について議論する機会を得られたことに感謝している」と述べ、「米国の技術とAI分野での主導的立場を強化する重要性について話し合った」と明らかにした。
関係者によると、面会はディープシークが注目される前から予定されていた。また、トランプ氏はディープシークの台頭が米企業にとって低コストのAI代替品を作るために多額の資金を費やす必要がないことを意味すると考えているという。
関係者3人が29日に明らかにしたところによると、トランプ政権は、エヌビディアが中国市場向けに設計した「H20」の販売に対する規制強化を検討している。 もっと見る
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