「はい!小走り!」「歩きながら話しちゃダメ!」安住予算委員長の仕切り際立つ 衆院予算委で初の「省庁別審査」開始

2025年度予算案を巡り、衆議院の予算委員会で初めての「省庁別審査」が始まりました。

国会記者会館からフジテレビ政治部・安部多聞記者が中継でお伝えします。

「省庁別審査」は、府省庁を6つのグループに分けて順番に質疑を行うもので、個別の議論を掘り下げ、予算案の修正につなげたい野党の要求で実現しました。

立憲民主党・馬淵澄夫議員:
直近で行われた3万円給付でも400億(円)もの事務費がかかっていると。400億削りましょうよ、新たな予算を捻出していきましょうよ。

立憲民主党は、低所得世帯への3万円給付をただしたほか、ほとんど使われていない防衛省の基金に、2025年度も400億円を積み増すことは「何に使うか分からない」と指摘しました。

野党が主導する形の審議の中で、その象徴ともいえる安住委員長の仕切りも際立っています。

安住予算委員長:
歩きながら話しちゃダメ!ご静粛に!拍手いらない!もう時間がないんですよ、寺田官房審議官来て。はい!小走りに!

7日までの「省庁別審査」で、野党が予算案の問題点を具体的に見いだせるか焦点です。

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