2月5日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの1月のドイツ販売台数は前年比6割近く減少した。写真はドイツのベルリンで2020年9月撮影(2025 ロイター/Michele Tantussi)
[フランクフルト 5日 ロイター] – 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ(TSLA.O), opens new tabの1月のドイツ販売台数は前年比6割近く減少した。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による政治的な発言に注目が集まる中、同社の販売は欧州の他の国でも落ち込んでいる。
ドイツ連邦自動車庁(KBA)によると、1月に新規登録されたテスラ車の台数は59.5%減の1277台だった。ドイツ全体では登録台数は2.8%減少し、約20万7000台だった。
テスラの競争市場であるバッテリーEVセグメント全体では、1月の販売台数は53.5%増の約3万4500台だった。KBAは販売台数の伸びの理由を明らかにしていない。
テスラを巡っては、今週公表されたデータで北欧や英国などで販売が大きく減少していることが明らかになった。
スウェーデンでの1月の新規登録台数は405台と前年同月より44%減り、ノルウェーでも689台と38%減と激減した。 もっと見る 英国やフランスを含む欧州5カ国でも落ち込み、1月の英国でのEV登録台数が記録的な伸びとなった一方で、テスラの販売台数は約12%減少した。 もっと見る
マスク氏を巡っては、自身のメディアプラットフォーム「X」で、英国とドイツの極右政党への支持を表明し、論争を巻き起こしている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
WACOCA: People, Life, Style.