Wコースで1週前追い切りを行ったマスカレードボール(右、馬上は坂井瑠星騎手)、左はソールオリエンス(カメラ・荒牧 徹)

Wコースで1週前追い切りを行ったマスカレードボール(右、馬上は坂井瑠星騎手)、左はソールオリエンス(カメラ・荒牧 徹)

◆第59回共同通信杯・G3(2月16日、東京)1週前追い切り=2月6日、美浦トレセン

 デビュー2連勝でアイビーSを制して、前走のホープフルS11着から巻き返しを狙うマスカレードボール(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ドゥラメンテ)が、Wコースで活気あふれる動きを見せた。新コンビを組む坂井瑠星騎手と初コンタクトを取り、外ソールオリエンス(5歳オープン)を2馬身追走する形から、6ハロン85秒8―11秒4で強めに追って併入に持ち込んだ。

 鞍上は「動きはすごくよかったです。乗り味のいい馬で、反応はよかったですね。東京のワンターンの1800は合っていますし、実際に勝ってもいますしね。楽しみです」と声を弾ませた。手塚久調教師も「誘導が遅かったので、(時計的に)もう少しやりたかったが、ジョッキーの感触はよかった」と、うなずいた。

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