今季“最強寒波”あさってまで? 今晩から再び寒気ピーク 「今年はひどい」除雪疲れ【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年2月7日)
列島に押し寄せる最強寒波の影響が長引いています。影響は9日まで続きそうです。
■立て続けに脱輪事故
一面雪で覆われた新潟県上越市。視界は真っ白です。
さらに、トラックが横たわって田んぼのほうに落ちています。トラックから100メートルほど先のほうでもバスが脱輪しています。
バスは対向車とすれ違う際、少しずつ側溝へ寄っていき脱輪してしまいました。
女性
「今警報が出てるけど、こんなにひどくなって。風が強いと事故があって運転するほうも怖い。ホワイトアウトって」
夜になっても雪は降り続き、路面は凍結。車が立ち往生してしまいます。およそ30分後、ようやく車を動かすことができました。
■「今年はひどい」除雪に疲れ
福井県大野市では、今回の寒波で積雪が1メートル近く増えました。
九頭竜湖駅の線路は雪で埋まってしまっています。先のほうまで続いている状態です。
線路に積もった雪に阻まれ、列車は走れず。終日運休となりました。除雪をしても除雪をしても、すぐに雪が積もるいたちごっこ。住民たちは屋根の雪おろしや雪かきに休む暇もありません。
九頭竜では、平年のおよそ2倍となる2メートルの積雪を観測。雪には慣れているはずの地元住民も困惑しています。
地元住民
「今年はひどいね。間あいてポンポンなら楽だけど、連続だと大変」
地元住民
「今回はちょっと、継続的に降る期間が長い。ちょっとそれで困っている状況」
■消雪設備 地震で機能せず
被災地でも…。奥能登は去年の震災以降、一番の積雪となりました。珠洲市で32センチ、輪島市で20センチを観測。石川県内灘町では道路わきに雪が積もっていて、道が凍っているのが分かります。
道路が凍らないように、路面に水を撒いて雪を溶かす設備も機能していません。
その理由は地震です。道路には「地震の影響により消雪設備から水がでません」という看板が立てられています。
降雪の状況を地図で見ると、北陸地方などの日本海側を中心に列島の半分が大雪となっていたことが分かります。
この大雪を抱えたまま、7日夜から8日にかけて2度目の寒波のピークを迎えることになりそうです。西日本でも強烈な寒波になるとみられています。
(「グッド!モーニング」2025年2月7日放送分より)
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