[11日 ロイター] – ロシア南部サラトフ州のブサルギン知事は11日未明、ウクライナのドローン(無人機)攻撃で工業施設が被害を受けたと明らかにした。死傷者はいないとしたが、施設の詳細には触れなかった。

ロシア国防省は夜間にウクライナの無人機40機を防空システムで破壊し、このうち18機はサラトフ州上空で破壊したと発表した。

ウクライナ国家安全保障・国防会議傘下の偽情報防止センターのコバレンコ所長は、ロシア軍に燃料を供給しているサラトフ製油所が攻撃を受けたと述べた。ただ、ウクライナの攻撃とは直接言及しなかった。

ロシアメディアによると、サラトフ製油所は国営石油会社ロスネフチ(ROSN.MM), opens new tabの施設。

通信アプリ「テレグラム」上のロシアの非公式ニュースチャンネルは、同製油所周辺での爆発や火災を報じた。

SNS(交流サイト)に投稿された動画や写真には、大規模な火災で濃い黒煙が上がる様子が映っている。ロイターはこれらの報告を独自に確認できていない。

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