米ニューヨーク州都市交通局(MTA)は24日、ニューヨーク市で先月徴収が始まった渋滞税の初月収入が4860万ドルだったと明らかにした。資料写真、1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[24日 ロイター] – 米ニューヨーク州都市交通局(MTA)は24日、ニューヨーク市で先月徴収が始まった渋滞税の初月収入が4860万ドルだったと明らかにした。
MTAによると、1月はこの制度により渋滞が緩和され、支出が1110万ドルだったため、純営業収入3750万ドルとなった。
ホークル州知事は21日、渋滞税廃止に動いているトランプ大統領と会談し、渋滞税の必要性を訴えた。
1月5日に開始された同税は、マンハッタン60丁目以南への日中ピーク時の乗用車の乗り入れに対しては9ドル、トラックやバスには最大21.60ドルを徴収し、夜間は75%割引するもの。
MTAは、交通渋滞システムのインフラ費用と資本プロジェクトのため9億ドルの債券を発行。1月は27日分の収入にとどまったとした上で、初年度は5億ドルの純収入を見込んでいると述べた。
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