IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長は何度も隔離されることを避けるため、今月の日本への訪問を取りやめると明らかにしました。
IOC・バッハ会長:「(東京を)行ったり来たりすることが、本当に合理的か議論し、(開幕直前の)7月中旬に着く方が良いとの結論に至った」
IOCのバッハ会長は東京オリンピックを前に今月と来月の2回に分けて来日する予定でしたが、その都度、隔離されるため今月の来日については取りやめると発表しました。
開幕直前の来月中旬には日本を訪問し、競技会場の視察などを行う予定です。
また、10日のIOC理事会では2032年の夏のオリンピック・パラリンピックの開催地として、オーストラリアのブリスベンを提案することが決まりました。
来月21日に開催される総会で正式に決定される予定です。
開催地の決定は原則大会の7年前でしたが、招致熱の冷え込みから早めに決められるよう変更していました。
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