知的障害者施設で死亡事故 てんかん発作の入所者へのマニュアル遵守せず 鳥取県(2025年3月20日)
2018年12月、鳥取県の知的障害者施設で入所者の死亡事故があり、県は検証報告書を公表しました。
鳥取県子ども発達支援課 担当者
「ご遺族の方に深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
鳥取県によりますと、倉吉市にある県立の障害児入所施設「皆成学園」で2018年12月、当時18歳の入所者が入浴中にてんかん発作を起こして死亡する事故がありました。
県は19日にこの死亡事故について検証した報告書を公表しました。
報告書によりますと、施設ではてんかんのある入所者が入浴する際には「目を離さない」とマニュアルで定められていましたが、事故時は遵守されていませんでした。
報告書は入所者の安全に対する認識の甘さが事案を誘発した原因であると指摘しました。
平井伸治県知事は「尊い命が失われたことを重く受け止め、二度とこのような悲劇を繰り返すことがないよう再発防止に万全を期していく」とコメントしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
WACOCA: People, Life, Style.