中国とインド、4月のカナダ総選挙に介入の恐れ 情報当局が警告

カナダの情報機関である安全情報局(CSIS)は24日、4月28日に実施される総選挙に中国とインドが介入を試みる公算が大きいという認識を示した。写真は2月、オンタリオ州オタワのCSIS本部で撮影(2025年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 24日 ロイター] – カナダの情報機関である安全情報局(CSIS)は24日、4月28日に実施される総選挙に中国とインドが介入を試みる公算が大きいという認識を示した。ロシアやパキスタンによる介入の恐れもあるとした。

CSICの幹部は、敵対的な国家主体が選挙介入に人工知能(AI)を利用するケースが増えていると指摘。「中国が今回の選挙でAIを活用したツールを使い、カナダの民主的なプロセスを妨害しようとする可能性が高い」と警告した。

このところ、カナダと中国およびインドの関係は悪化している。

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