5月29日、南米大陸の南端にある集落プエルト・ウィリアムズ(写真)がチリ当局の決定で市に格上げされ、アルゼンチンのウシュアイアに代わって世界最南端都市となった。写真は16日撮影(2019年 ロイター/Jorge Vega)
[サンティアゴ 29日 ロイター] – 南米大陸の南端にある集落プエルト・ウィリアムズがチリ当局の決定で市に格上げされ、アルゼンチンのウシュアイアに代わって世界最南端都市となった。
地元観光協会の代表は「(都市への格上げは)より多くの観光客を誘致する大きな助けになる」と歓迎した。
一方、観光客を魅了している静けさが訪問者の増加で脅かされるのではないかと危惧する声もある。近隣地区の副代表は、「私たちは静穏や、ドアにカギをかけずに家を出ること、車にキーを置いて離れることに慣れている。こうした平和も失われるのではないかと心配」と語った。
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