意外かもしれないが台湾人はパンが大好きだ。1世帯当たりの年間消費額は1万3260台湾ドル(約6万円)で、日本(約3万4600円)を上回る。朝食店では、サンドイッチやトーストに紅茶、豆乳を購入して会社へ急ぐビジネスパーソンの姿がよく見られる。
ベーカリー全国連合協会の周子良理事長によると、台湾のパン食文化は日本統治時代に広まり、欧州などのスタイルが加わって独特の発展を遂げた。パン屋には、イチゴやネ…
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週刊エコノミスト
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