米関税に「断固たる対抗措置」、中国国営TVが短文サイトに投稿

中国国営の中国中央テレビ(CCTV)は、米国が相互関税で中国の利益を損なうことがあれば、中国は断固たる対抗措置を取るとの見解を示した。3月9日、北京で撮影(2025年 ロイター/Tingshu Wang/File Photo)

[北京 28日 ロイター] – 中国国営の中国中央テレビ(CCTV)は28日、米国が相互関税で中国の利益を損なうことがあれば、中国は断固たる対抗措置を取るとの見解を示した。

CCTVは中国の短文投稿サイト「微博」(ウェイボー)への投稿で、米国が中国との協力について議論したいのであれば、相互尊重が前提条件になると言明した。

これに先立ち26日、中国の何立峰副首相はグリア米通商代表部(USTR)代表とオンライン会談を行い、米国による関税措置と相互関税について「厳粛な懸念」を表明したと、中国国営の新華社が報じた。 もっと見る 米中を巡っては、トランプ米大統領は1月の就任以降、中国に対する追加関税引き上げを発動したほか、今週25日には中国が大半を占める約80団体を輸出制限対象の「エンティティーリスト」に追加するなど、両国の関係は一段と緊張感が高まっている。 もっと見る

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