米マイクロソフトは10月2日、イタリア北部で人工知能(AI)とクラウドのインフラを強化するため、今後2年間で43億ユーロ(48億ドル)を投資する計画を発表した。2月9日、パリ近郊で撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[ミラノ 2日 ロイター] – 米マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabは2日、イタリア北部で人工知能(AI)とクラウドのインフラを強化するため、今後2年間で43億ユーロ(48億ドル)を投資する計画を発表した。
同社がイタリアで行う投資としては過去最大という。この投資により、イタリア北部のクラウド産業地域はマイクロソフトのデータセンターとしては欧州最大級となり、地中海や北アフリカのデータハブとしても機能することになる。
イタリア政府は同社のブラッド・スミス副会長兼社長が2日、ローマでメローニ首相と面会した発表。地中海のデジタル分野におけるイタリアの役割を強化する投資を歓迎すると表明した。
メローニ氏は9月30日、データセンターへの投資やエネルギーインフラ支援の可能性を協議するためローマを訪問した米ブラックロック(BLK.N), opens new tabのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)とも面会した。ブラックロックとマイクロソフトは先月、AIに使うデータセンターやエネルギーのインフラを構築するために300億ドルを超える規模のファンド設立を発表した。 もっと見る
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