2025年3月31日 12:40
山形県は去年10月1日時点の県内人口に関する調査結果を公表しました。1年間の人口の減少数は初の1万5000人超え、出生数は5000人を割り込み、平成以降、最も少なくなるなど人口減少が加速化しています。
県の調査によりますと、おととし10月1日から去年9月末までの1年間、人口の減少数は1万5452人で1971年以降で最多となりました。
また、出生数は4830人で平成以降初めて5000人を割り込み、ピークだった1989年に比べほぼ3分の1に減少しました。
死亡数から出生数を引いた「自然減」は1万2307人、県外へ転出した人数から県内に転入した人数を引いたいわゆる「社会減」は3145人で、転出超過となっています。
また、3月1日現在の県内の人口は100万4507人で、前の月よりも1400人余り減少しました。県内の人口は毎月1000人前後のペースで減少していて、3月は、進学や就職などで県外への転出が増加し、例年3500人以上が減少しています。平年のペースで推移すれば、数か月以内に100万人を下回ると見込まれています。
最終更新日:2025年3月31日 12:40
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