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2025年3月31日 18:17

特殊詐欺やロマンス詐欺の被害防止へ 山形県警と金融機関が協定 不審な口座など情報共有

山形県内でも被害が深刻化している特殊詐欺やSNS型の投資詐欺、ロマンス詐欺などの被害防止に向け、県警察本部と県内28の金融機関が協定を結びました。

いわゆるオレオレ詐欺や架空料金請求などの特殊詐欺、そしてSNSを使って恋愛感情を持たせた相手に投資を持ち掛けて金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」などの被害は県内でも年々深刻化しています。
県警察本部によりますと、これらの詐欺による県内の去年1年間の被害額はあわせておよそ8億6000万円で、過去最悪となりました。こうした状況を踏まえ、県警察は今回、詐欺被害の防止に向け、県内28の金融機関と協定を結びました。
振り込み件数が異常なほど多い不審な口座などについて金融機関と警察が情報を共有し、詐欺被害の防止や犯人の摘発につなげていきます。

荘内銀行 松田正彦 代表取締役 頭取「特殊詐欺は様々な手口、新たな手口になってきている、県警から情報の提供をいただき、我々から疑わしい口座の動きの情報を提供することで、特殊詐欺の抑止に務めたい」

県警察では特殊詐欺の被害を防ぐために、常に留守番電話に設定して犯人と話さないことや他人に「電子マネーを買って」と言われたら詐欺を疑うよう呼びかけています。

最終更新日:2025年3月31日 18:17

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