5月9日開幕のジロ・デ・イタリアに出場する全23チームが発表された。主催者招待枠ではポルティとチューダー、VFグループと昨年同様の3チームが選ばれ、増えた1チームの枠にはQ36.5プロサイクリングが選出。初のグランツール出場を決めた。
発表された2025年ジロ・デ・イタリアに出場する23チーム image::RCS Sport
ツール・ド・フランスの出場チーム発表からの約6時間後、ジロ・デ・イタリアを主催するRCSスポルトも出場する全23チームを発表した。5月9日に開幕するアルバニアのスタート地点に並ぶのは、18のワールドチームと自動招待枠を有するイスラエル・プレミアテック、そして4つの主催者招待チームだ。

自動招待枠を有するロットは今年も出場を辞退。これにより招待枠が1つ増え、さらにUCI(国際自転車競技連合)による出場チームの1枠増加と合わせて、主催者招待枠は4つとなった。 選出されたのは昨年と同じチューダー・プロサイクリングチームと、イタリアのプロチームであるポルティ・ビジットマルタとVFグループ・バルディアーニCSF・ファイザネ。注目された最後の1枠には、新城幸也が所属する3つ目のイタリア籍プロチーム、ソリューションテック・ヴィーニファンティーニではなく、スイス籍のQ36.5プロサイクリングが選ばれた。

グランツール初出場を決めたQ36.5プロサイクリング photo:RCS Media group
Q36.5プロサイクリングは、ディメンションデータでGMを務めたライダーが2023年に発足したプロチーム。元ヨーロッパ選手権王者であるジャコモ・ニッツォーロ(イタリア、Q36.5プロサイクリング)などワールドツアーで活躍したベテラン選手を中心とし、今年はトーマス・ピドコック(イギリス)が加入。1月のアルウラー・ツアーで区間2勝し総合優勝を飾り、ブエルタ・ア・アンダルシアでもステージ優勝するなど早くも活躍を見せている。

1月に発表された通り、今年のジロ・デ・イタリアはイタリアの対岸、アドリア海に面した国アルバニアで開幕。そこからイタリア本土を北上し、アルプス山脈のセストリエーレで山岳最終決戦が行われる。そして大会は今年も首都ローマで締めくくられる。

WACOCA: People, Life, Style.

Exit mobile version