ソフトバンクG、オープンAIに最大5.98兆円を追加出資

 4月1日、ソフトバンクグループは、米オープンAIに最大400億米ドル(5兆9808億円)の追加出資を行うことで合意したと発表した。写真は、ソフトバンクの孫正義最高経営責任者(CEO、右)と米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO、左)。2月3日、東京で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 1日 ロイター] – ソフトバンクグループ(9984.T), opens new tab(SBG)は1日、米オープンAIに最大400億米ドル(5兆9808億円)の追加出資を行うことで合意したと発表した。全体の出資額のうち100億ドルを外部投資家に割り当てる予定で、実質的な出資額は最大300億ドル(4兆4856億円)となる見込み。

SBGは、オープンAIの成長をさらに支援し、その成長を同社が最も重要視するNAV(保有株式価値から純有利子負債を差し引いた時価純資産)に取り込んでいくため、追加出資を決定したとコメントした。

2025年4月に支払われる100億ドルはみずほ銀行をはじめとする金融機関からの借り入れにより調達する。SBGとオープンAIは、大手機関投資家とシンジケーションの話し合いを始めているとした。

オープンAIも、SBG主導の新たな資金調達ラウンドで400億ドルを調達すると発表。人工知能(AI)研究や計算インフラ拡張などに充てるとした。企業価値は3000億ドルと評価された。

関係者によると、SBG以外にはマイクロソフト(MSFT.O), opens new tab、コアチュー・マネジメント、アルティメーター・キャピタル、スライブ・キャピタルが出資する。

オープンAIは生成AI「チャットGPT」の週5億人の利用者により強力なツールを提供すると述べた。

同社が昨年10月に66億ドルを調達した際、企業価値は1570億ドルと評価された。新たな資金調達ラウンドでは評価額がほぼ2倍となった。

  SBGは、AGI(人工汎用知能)やASI(人工超知能)の世界の実現を目指している。1月にはオープンAIや米オラクル(ORCL.N), opens new tabとともに、米国内でAIインフラを構築する合弁事業「スターゲート」を立ち上げた。24年以降、AI(人工知能)関連企業に投資する傘下のソフトバンク・ビジョン・ファンド2を通じてオープンAIに合計22億ドルを投資している。

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