イタリア銀行(中央銀行)は17日発表の月報で、2024年末にかけて同国の経済成長は限定的だったと指摘した。

  イタリア銀行は「推計では、10-12月期(第4四半期)の国内総生産(GDP)成長は依然として低調だった」と述べた。特に「ややましになったとはいえ、製造業の成長は依然として低調で、建設業とサービス業では付加価値がわずかな増加にとどまった」と指摘した。

  月報によると、需要面も低調で「輸入の減少による純輸出の回復は、なお弱い投資と、個人消費が前四半期に急上昇した後の反動を伴っているようだ」としている。

  ユーロ圏3位のイタリア経済は、7-9月期(第3四半期)も停滞していた。第4四半期のデータは1月末に発表される予定で、エコノミストは成長率をわずか0.2%と予測している。

 

原題:Bank of Italy Says Economy Remained Weak at the End of 2024(抜粋)

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