ジロ・デ・イタリアのコースプレゼンテーションが1月13日に行われ、全21ステージ/総距離3,413.3kmのコース詳細が発表された。”白い道”と呼ばれる未舗装路が今年も登場し、2つの個人TTやアルプス山脈での山岳決戦など21ステージを紹介する。
2025年ジロ・デ・イタリアコースマップ image:RCS Sport
大会史上15回目となるイタリア国外スタートに選ばれたのは、イタリアの対岸、アドリア海に面した国アルバニア。初日から3日目までアルバニア国内を巡り、移動日を挟み4日目の出発地点は、イタリアの”ブーツの踵”に位置するプッリャ州アルベロベッロ。

そこからイタリア本土を北上し、アルプス山脈のセストリエーレで山岳最終決戦が行われる。そして大会は今年も首都ローマで締めくくられる。

総距離3,413.3km、総獲得標高差は52,500mに及ぶコース。総合順位争いの重要ポイントとなる個人タイムトライアルは第2ステージ(13.7km)と第10ステージ(28.6km)の2回で、合計で42.3kmが設定される。

1月13日に行われたチームプレゼンテーションの様子 image:RCS Sport

ステージカテゴリー内訳
平坦ステージ:6
丘陵ステージ:8
山岳ステージ:5(山頂フィニッシュ3)
個人タイムトライアル:2
第1週

第7ステージ コースプロフィール image:RCS Sport
アルバニアでの3日間は丘陵、個人TT、丘陵ステージ。そのため2日目を制した総合勢やTTスペシャリストがマリアローザを着用してイタリア本土に上陸する可能性が高い。第4〜6ステージは平坦ステージに分類され、第5ステージだけが起伏を含むテクニカルなフィニッシュとなる。

第7ステージは3級山岳から始まり山頂フィニッシュとなる山岳ステージ。最後に臨む1級山岳タリアコッツォはラストの平均勾配が14%まで跳ね上がる急坂だ。そして丘陵ステージを挟み、第1週最終日である第9ステージのコース後半には、ストラーデビアンケでもお馴染みの砂埃が舞う”白い道”が今年も登場。全5セクター/総距離29.5kmにわたり登場する。

第9ステージ コースプロフィール image:RCS Sport
第2週

慌ただしい第1&3週目に比べ、難易度の低いステージが続く第2週は、ルッカから斜塔でお馴染みピサに向かう28.6kmの個人TTで幕を開ける。続く3日間は沿岸部を走る平坦ステージでスプリンターたちが主役となり、その後はアペニン山脈の丘陵地帯を抜けるステージが2日間続く。総合勢にとっては最終週の山岳決戦に向けて態勢を整える週となる。

第3週

第16ステージ コースプロフィール image:RCS Sport
マリアローザの持ち主が決定する第3週は、5つのカテゴリー山岳を休みなく登って下る過酷な第16ステージの山岳バトルで始まる。第17ステージも山頂フィニッシュではないがタフなレイアウトで、集団スプリントが予想される第18ステージで総合チームは小休止。その後、いよいよ2日連続の山岳決戦が訪れる。

第19ステージは166kmに5つの山岳が詰め込まれた難易度★★★★★(最高難度)の山岳コース。そしてアルプス山脈を舞台にした最終山岳決戦の第20ステージは、ヴェールからセストリエーレ(ヴィア・ラッテェア)に向かう203kmで行われる。序盤は平坦路でコース中盤の2級山岳を越え、まず挑むのは2018年大会でクリストファー・フルーム(イギリス)が80km独走の大逆転劇を演じた超級山岳コッレ・デッレ・フィネストレだ。

第19ステージ コースプロフィール image:RCS Sport
コッレ・デッレ・フィネストレの未舗装路を独走するフルーム photo:Kei Tsuji
第20ステージ コースプロフィール image:RCS Sport
元軍用道路であるこの登りは登坂距離18kmで、平均勾配は9%オーバー。約10kmを過ぎた辺りから舗装路は砂利道に代わり、蛇行した登りを標高2,178mまで登っていく。その頂上はフィニッシュ地点ではなく、選手たちは11kmの下りを経て、3級山岳のセストリエーレを登る。そこでマリアローザを纏う選手が、第108回大会の総合優勝者に輝く。

山岳決戦を終えた選手たちは、飛行機でローマまで移動。最終日は141kmの平坦コースで行われ、白熱のスプリントバトルで大会が締めくくられる。

ジロ・デ・イタリア・ウィメンのコース詳細は追ってお伝えします。

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