インドのモディ首相(写真左)とマレーシアのアンワル首相(同右)は20日、両国関係を仕切り直し、貿易や労働者の移動、自国通貨による二国間決済を推進することで合意した。ニューデリーで撮影(2024年 ロイター/Adnan Abidi)
[ニューデリー 20日 ロイター] – インドのモディ首相とマレーシアのアンワル首相は20日、両国関係を仕切り直し、貿易や労働者の移動、自国通貨による二国間決済を推進することで合意した。アンワル氏が2022年の首相就任後初めてニューデリーを訪問し、両首相が共同記者会見を行った。
モディ氏は、両国関係を「包括的戦略的パートナーシップ」に格上げすることを両国が決めたと説明。マレーシアは過去1年間でインドに50億ドルを投資したとし、半導体、金融テクノロジー、防衛産業、人工知能(AI)などを両国の協力分野に挙げた。
アンワル氏は、インドとの関係を再活性化させると述べた。
マレーシアには300万人近くのインド系住民がいるが、インドのカシミール地方問題に関し、2019年に当時のマレーシアのマハティール首相がインドを批判する発言を行ったことで関係が悪化していた。アンワル首相の就任後にはマレーシアのインドに対する姿勢が変化している。
両国は昨年4月から、二国間貿易の決済にそれぞれ自国通貨のルピーとリンギを使い始めた。マハティール氏の発言後に急減していたインドによるマレーシア産パームオイルの購入も、現在は増えている。
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