自転車のヘルメットの着用などに重点を置いた「春の交通安全県民運動」が始まるのを前に、4日、新庄市で出発式が開かれました。
出発式は、JR新庄駅に隣接する複合施設「ゆめりあ」で開かれ、最上地方で交通安全の活動をしている団体や、警察官など、およそ80人が参加しました。
はじめに、新庄警察署の近松敬朗署長が「この春、小学校に入学する児童などが交通事故に巻き込まれないように、大人たちでしっかりと守っていきましょう」とあいさつしました。
そして、新庄市の高校生らが「自転車に乗るときはヘルメットをつけて交通ルールを守ります」などと決意表明しました。
「春の交通安全県民運動」は、6日から今月15日までで、児童の安全な通学や、自転車に乗る際のヘルメットの着用などを重点に、交通安全への呼びかけやドライバーの取り締まりを強化することにしています。
最上地区交通安全協会の佐澤浩会長は「雪どけとともに交通事故の起こるリスクが高まるので、ルールを守って十分に気をつけてほしい」と話していました。
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